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『JAWS』の【斜め角溝】をテストした石川遼「やわらかく打ってもスピンが利く」

石川遼「柔らかく振ってもスピンが入るし、バンスが大きくてダフリ癖のある人に合いそう」(撮影:鈴木祥)

長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 事前情報◇20日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>

石川遼の「日本プロゴルフ選手権」での歓喜の復活優勝から約1ヶ月半。待ちわびたレギュラーツアーの再開は北海道の洋芝が元気なザ・ノースカントリーGC。練習日の今日、新作ウェッジ『JAWS』をテストする石川の姿があった。テストを終えた直後に感想を聞いてみると?

⇒その手があったか! 新発想ミゾの【スピンモンスター】キャロウェイ『JAWS』ウェッジ、9月20日デビュー

「30〜40ヤードの微妙にスピンがほしい距離で、やわらかく打ちながらもフェースに食いついてしっかりスピンがかかります。フルスイングの時と違ってヘッドスピードが出せないこの距離で、スピンが利くのは魅力です。スピンは利くなら利いたほうがいい。利かないようには打てるけど、利かせるのは難しいから」(石川遼)

と、まずはフェースに食いつく新しい溝に好感触を示す。(ツアー会場に斜めかつシャープな斜め角溝の模型も用意されていた)だが、石川はグリーン周りの多彩なテクニックを持ち、その繊細なフィーリング故、長年使い慣れたウェッジをなかなか替えられない選手でもある。

「さまざまな球を打つアプローチはフェースのいろんなところに当てて打ちたいので、(JAWSのような)少し大ぶりのヘッドは好みです。ヘッドが大ぶりでも、ラフから抜けにくいと感じることもない。開きやすい形で、バンスも効いています。バンスがあった方がやさしく打てるのでダフリ癖のある人にも向いているのでは」と、感想を語っていた。

その他、石川以外のキャロウェイ契約プロたちも続々とテスト。同社自ら【スピンモンスター】と名付けるだけあって、『JAWS』のスピン性能に関して下記のように語っていた。

「たった5ヤードでも、フェースにものすごく食いつきます。ボールにがぶりと食いつく感じで、激スピンですね。止めたいときに止まる球が打てるのは強い武器になります。やわらかい打感でやさしく振っていけるのもいいですね」(重永亜斗夢

「52、56、60度の3本を使っているけど、どれもグッドスピン。ボクはめったにクラブを替えないんだけど、この『JAWS』はすぐに気に入って変えたよ」(ブレンダン・ジョーンズ

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