• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 過去最難!?の18番で今年もドラマが。石川遼、今季3勝目の優勝ギア【WITB】

過去最難!?の18番で今年もドラマが。石川遼、今季3勝目の優勝ギア【WITB】

石川遼、粘り強く追いかけ、最終18番は4度目の正直で勝負を決めました!(撮影:鈴木祥)

「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は、石川遼の今季3勝目で劇的な幕切れとなった。勝負はもつれにもつれ、石川の15番、最終18番のボギー、今平周吾の最終18番のダブルボギーなどで、トータル8アンダーで並んだブラッド・ケネディとのプレーオフに持ち込まれた。

プレーオフ2ホールは、正規の18番と同じピン位置(227ヤード、パー3)だったが、ここは両者パーで決着つかず。ピン位置を右奥に変えた3ホール目、石川遼がそれまでの5Iから4Iに持ち替えたショットがピン手前2メートルのベタピン。「ここしかない」エリアを見事にとらえ、バーディで決着を付けた。

毎年ドラマを生み出す最終18番だが、今年もまた劇場と化した。正規のピン位置は例年変わらず右手前だが、今年は一味もふた味も違った。選手が「今年一番速い」「過去最高に速い」とする高速グリーンかつ、傾斜の強いグリーン。9アンダーで首位だった今平周吾も、アプローチをわずか1mオーバーしたがために、ダブルボギーを喫してしまった。

数字にも現れるとおり、今年の最終日の18番の平均スコアは「3.600」と、過去10年間でもワーストスコア。(2018年から振り返ると3.333⇒3.276⇒3.400⇒3.100⇒3.433⇒3.552⇒3.231⇒3.071⇒3.286⇒3.000)石川は、正規のピン位置を5Iで右に度々外したが、ピン位置が変わった4度目の正直を見事仕留めた。

約1年前から『[APEX]() MB』とはロフト設定も違い、6I(30°)〜PW(47°)までは同じだが、それより上は『ツアーバージョン』の方が0.5°寝た設定で5I(26.5°)、4I(23.5°)となっている。

【石川遼の優勝ギア】
1W:キャロウェイEPIC FLASH SZ◆◆◆
(8.5°、ツアーAD XC-7 TX)
3W:[XR]() 16(13.5°)
3U:キャロウェイXフォージドUT(21°)
3I:[APEX]()プロ
4I〜PW:[APEX]() MBツアーバージョン
AW:キャロウェイ Xフォージド(50°)
SW:キャロウェイMD2 ツアー(58°)
PT:オデッセイ ブラックシリーズ iX#9
BALL:キャロウェイ クロムソフトX

関連記事