【日本代表】中村充「次に招集された時、ゼロにならないように」
9月28日、AFCアジアカップ予選に向け、日本代表チームが始動した。メンバーは10月1日まで高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングを行い、開催地の台湾へと移動、7日に初戦を迎える。
中村充は、前日27日まで“別活動”の日本代表候補合宿に参加していたが、急遽、本石猛裕、ナカマツ・ルアンとともにサポートメンバーとして追加招集。国内合宿の期間中、トレーニングに参加して代表チームに帯同することになった。
初日の練習後、代表合宿“4日目”終えた中村充に話を聞いた。
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まずはプレースピードを上げること
──サポートメンバーはどのタイミングで声をかけられたんですか?
事前に何人か残るという話はされていましたけど、決まったのは合宿最終日のフウガドールすみだとの練習試合が終わってからです。食事の前に連絡が届きました。
──メンバーもがらりと変わり、スピードや強度がまたワンランクアップしているように見えました。ここまでを終えてどうですか?
強度も判断のスピードも全然違います。やっていることはほぼ一緒なんですけど、まるで違うことをやっているような感覚になっています。その差にどれだけ早く対応できるかが重要ですね。
──今日合流したメンバーとは、疲労度の差もあるとは思います。
うーん。でも、各自練習や準備をしてここに来ているので、僕らだけ疲れているということはないと思っています。
──この期間に密にコミュニケーションをとった選手はいましたか?
今日に関しては今までもやってきている選手ばかりですし、僕たちサポートメンバーは台湾には帯同しませんが、壁をつくることなく接してくれます。(25日から27日までの)候補合宿ではほとんどが自分より年下の選手でしたけど、年齢関係なくいろんな選手と話したかなと。誰と特別にということはなく、同じ日本代表というくくりで切磋琢磨できたらいいなと思って過ごしていました。
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──候補合宿では、動きのキレやコンディションが頭ひとつ抜けているように見えたので、サポートメンバー入りを聞いてすごく納得しました。他のメンバーと違いを見せるという点で、特別に意識したことはありましたか?
特にはないですね。ただ、候補合宿に呼んでもらったからにはなにかを得て帰りたいとは思っていました。4日間残れることも決まっていたわけではなかったですし、もともとの合宿期間のなかで今の代表のコンセプトにどれだけ自分を当て込めるかしか考えていませんでした。周りとの差をつけようとかは特に考えていなかったです。
──この4日間で、個人としての目標があれば教えてください。
まずはプレースピードを上げることと、判断の部分も含めて細かいミスをゼロにすることですね。あとは局面に応じて最善の動きができるようになりたいので、もっと代表のチームの戦術を理解することが一番です。次に招集された時にゼロからのスタートになってしまうことがないように、しっかり取り組んでいきたいです。
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