車椅子バスケットボール,ルール

車椅子バスケットボールのルール

パラリンピックなどで耳にする機会がある「車椅子バスケットボール」ですが、テレビやネットで目にしたリ、実際に知り合いにプレーしている人がいるという人もいるかもしれません。

しかし、一般的なバスケットとどのようなルールの違いがあるのかいまいちわからないという人も多いはずです。

実は東京パラリンピックでは男子が銀メダルに輝くなど、日本は世界における強豪国の1つなのです。(女子も6位と上位となっています)

ルールを知ることで、より楽しく観戦できますし、これから車椅子バスケをやってみたいなと思っている国内の身体障害者の人も始めやすいはずです。

この記事では、そんな「車椅子バスケットボールのルール」について解説していきたいと思います。

車椅子バスケットボールのルール

車椅子バスケットボールは、なんと1960年のローマ大会から正式競技となっている歴史あるスポーツです。

日本では1975年に日本車椅子バスケットボール連盟が結成されています。

近年では競技種目の選択肢が増えたことや未登録で活動するチームやプレーヤーが存在するといったことが要因となり競技者数は減少傾向にあります。

しかし、実際に車いすバスケットボールの試合を観ると、一般的なバスケットと同じように激しく競り合うアグレッシブなプレーがたくさん観られるので、機会があれば観戦してみるべきだと言えるでしょう。

そのルールは、車椅子に乗りながらという特性上、通常のバスケットとは違う点がいくつも存在します。

具体的なルールを挙げていきましょう。

障害レベルによる持ち点ルール

通常のバスケットボールと同じく5対5で行う点は同じですが、「選手とチームに持ち点がある」という点が大きく異なります。

この点数は障害レベルのことで、障害レベルの重い順から「1.0」「2.0」「2.5」「4.0」「4.5」という持ち点が定められます。

コート上の5人の点数は、「14以下」でなければなりません。

この持ち点の制限があることによって、どういったメンバー構成で戦えば良いかといった戦略性が高まり、より魅力的な戦いとなるのです。

試合時間は10分×4ピリオド

試合時間は、10分×4ピリオドとなっています。

車椅子という不自由な状態ながら、40分間激しく動き周り、ドリブルやパス、シュートを繰り返していきます。

ハーフタイムは10分となっています。

ゴールの高さ、リングの大きさ、ボールの大きさ

車椅子は、座っている体勢になるので、ゴールを低く設定するのかと思われがちですが、通常のバスケットボールと同じ高さで試合を行います。

また、リングの大きさも一緒ですし、ボールの大きさも男性が7号球、女性が6号球とこちらも同じとなっています。

制限時間ルール

バスケットボールには、様々な制限時間のルールが設定されていますが、それらも車椅子バスケットボールは変わりません。

24秒以内に攻撃を終えなければならない「24秒ルール」やフロントコートに8秒以内に運ばなければならない「8秒ルール」、5秒以内にスローインしなければならない「5秒ルール」、制限区域内に3秒以上留まっていなければならない「3秒ルール」などがあります。

トラベリングの内容

通常のバスケットボールと同じようにトラベリングという反則はありますが、車椅子バスケットの場合はその内容が違います。

車椅子を移動する際に手で車輪を回すことを「プッシュ」と言いますが、ボールを持ちながら3回以上プッシュするとトラベリングの反則となります。

ダブルドリブルというルールがないので、プッシュ2回の間に再度ドリブルをしても反則にはなりません。

ファウル

ファウルに関しては、基本的に通常のバスケットボールも車椅子バスケットボールも変わりません。

プッシングやハッキング、キッキング、ホールディング、ブロッキング、オフェンスチャージングなどです。

点数は通常のバスケットと同じ

車椅子バスケットボールは、通常のバスケットボールと同じようにスリーポイントラインがあります。

そのラインの外側からのシュートを決めれば3点となり、その内側からのシュートは2点となります。

フリースローも通常の試合と同じく1点となりますが、車椅子が前輪(キャスター)がフリースローラインを超えてもOKというルールが付け加えられています。(後輪がラインを踏んでいると反則)

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