現地時間１月６日、ＮＢＡが２月20日にクリーブランドで開催するオールスター2022のファン投票第１回途中経過を発表した。
昨年12月25日からスタートした投票で全体トップに立つのは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー。今季は通算３ポイント成功数でリーグ新記録を打ち立てるなど話題を振りまき、チームも首位争いを演じている。ウエストのガード部門では２位以下に大差をつけており、先発出場は当確とみてよさそうだ。
イーストで最多の票を集めているのはブルックリン・ネッツのケビン・デュラント。ここまで平均30.0点で得点ランク首位を走るスコアラーは、３年ぶりの球宴出場に向けて絶大な支持を集めている（昨季は選出されるも不出場）。ただ、こちらは２位にミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが僅差で迫っており、トップ争いは最後までもつれそうだ。
そのほかでは、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズがウエストのフロントコート部門でトップ。史上最多を更新する18年連続の先発出場は間違いなさそうだ。同部門ではデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージも100万票以上を集めている。
一方、イーストのガード部門では新天地のシカゴ・ブルズで躍動するデマー・デローザンが唯一の100満票超えで首位を快走。オールスターにはトロント・ラプターズ時代の2018年を最後に遠ざかっていたが、ブルズをイースト首位に導く原動力として４年ぶりの出場が大いに期待される。
ファン投票は米国東部時間１月22日まで行なわれ、現役ＮＢＡ選手とメディアの投票を合わせたポイントでスターターを決定（比率はファン投票が50％、選手とメディアが各25％）。イースタンとウエスタンの各カンファレンスから上位３人のフロントコート選手と２人のガード選手が選ばれる。
なお、チームの編成方法は今年も東西の最多票を獲得した２名のキャプテンによるドラフト方式。両キャプテンはスターターとリザーブに選出された選手の中から、所属カンファレンスにかかわらず選手を指名する（ドラフトの詳細は後日発表予定）。
第１回途中経過の詳細は以下の通りだ。
■オールスター2022ファン投票第１回途中経過
イースタン・カンファレンス
▼ガード部門
デマー・デローザン（ブルズ）／1,487,598
ジェームズ・ハーデン（ネッツ）／892,065
トレイ・ヤング（ホークス）／862,878
ザック・ラビーン（ブルズ）／776,043
ラメロ・ボール（ホーネッツ）／422,247
カイリー・アービング（ネッツ）／267,929
デリック・ローズ（ニックス）／232,501
タイラー・ヒーロー（ヒート）／122,224
ダリアス・ガーランド（キャバリアーズ）／119,399
フレッド・ヴァンブリート（ラプターズ）／108,529
▼フロントコート部門
ケビン・デュラント（ネッツ）／2,360,435
ヤニス・アデトクンボ（バックス）／2,145,835
ジョエル・エンビード（シクサーズ）／1,236,060
ジェイソン・テイタム（セルティックス）／643,970
ジミー・バトラー（ヒート）／522,513
ジャレット・アレン（キャバリアーズ）／168,019
バム・アデバヨ（ヒート）／141,693
マイルズ・ブリッジズ（ホーネッツ）／122,544
ラマーカス・オルドリッジ（ネッツ）／111,318
ニコラ・ブーチェビッチ（ブルズ）／92,936
ウエスタン・カンファレンス
▼ガード部門
ステフィン・カリー（ウォリアーズ）／2,584,623
ルカ・ドンチッチ（マーベリックス）／787,690
ジャ・モラント（グリズリーズ）／669,033
クレイ・トンプソン（ウォリアーズ）／367,743
デビン・ブッカー（サンズ）／338,526
クリス・ポール（サンズ）／315,912
ドノバン・ミッチェル（ジャズ）／217,546
デイミアン・リラード（ブレイザーズ）／211,352
ラッセル・ウエストブルック（レイカーズ）／210,065
アンソニー・エドワーズ（ティンバーウルブズ）／128,863
▼フロントコート部門
レブロン・ジェームズ（レイカーズ）／2,018,725
ニコラ・ヨキッチ（ナゲッツ）／1,649,809
ポール・ジョージ（クリッパーズ）／1,072,591
アンドリュー・ウィギンズ（ウォリアーズ）／933,355
ドレイモンド・グリーン（ウォリアーズ）／691,423
アンソニー・デイビス（レイカーズ）／592,281
カール・アンソニー・タウンズ（ティンバーウルブズ）／474,794
カーメロ・アンソニー（レイカーズ）／319,128
ルディ・ゴベア（ジャズ）／218,819
ディアンドレ・エイトン（サンズ）／177,115
第２回途中経過は１月13日に発表される。
構成●ダンクシュート編集部
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