バドミントン

バドミントンラケットの値段の相場はどれくらい?

バドミントンラケットを選ぶときに値段は非常に大切なポイントになりますが、値段の相場はどのくらいなのでしょうか?

また、値段が安いというだけでバドミントンラケットを選んでしまうと、最悪の場合大会に出られなくなってしまうこともあるため注意が必要です。

そこで本記事ではバドミントンラケットの値段の相場や値段で選ぶときの注意点について詳しく解説していきます。

バドミントンラケットの値段の相場

バドミントンのラケットは非常に高価なラケットから安価なラケットまで幅広く販売されているため、明確な相場はありませんが、一般的に使用されているバドミントンラケットの相場は1万円前後のことが多いです。

日本のバドミントンメーカーの最大手であるYONEX(ヨネックス)の公式ホームページを見てみると、もっとも値段の安いバドミントンラケットは「B4000」というモデルで価格は2,200円(税込)となっており、反対にもっとも値段の高いバドミントンラケットは「ナノレイ グランツ」というモデルで価格は34,100円(税込)となっています。

このように、同じメーカーから販売されているバドミントンラケットでもモデルによって大きく値段が異なるのです。

バドミントンラケットを値段で選ぶときの注意点

バドミントンラケットを値段で選ぶときの注意点は下記の2つです。

・高いラケット=良いラケットではない
・日本バドミントン協会審査合格品かどうかを確認する

それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

高いラケット=良いラケットではない

バドミントンラケットは値段が高くなればなるほどグリップ力やコントロール性が高くなるように作られていますが、必ずしも値段の高いラケットが自分にとって良いラケットだとは限りません。

というのも、バドミントンラケットには素早いショットが打ちやすい「ヘッドライト型」や力強いショットが打ちやすい「ヘッドヘビー型」、バランスに優れている「イーブン型」など、値段に関わらずさまざまなラケットのタイプに分かれているからです。

そのため、バドミントン初心者の方はまず値段の安いバドミントンラケットをいくつか使ってみて自分に合うラケットを見つけることが大切になります。

このような理由から、ラケットを値段で選ぶのではなく、まずは自分のプレイスタイルに合っているラケットのタイプを見つける必要があるのです。

日本バドミントン協会審査合格品かどうかを確認する

バドミントンラケットには「日本バドミントン協会審査合格品」と「日本バドミントン協会審査合格品ではない」ラケットの2種類に分けることができますが、バドミントン選手として大会に出場する学生や社会人の方は「日本バドミントン協会審査合格品」を必ず選ばなければいけません。

というのも、日本バドミントン協会の競技規定では、全日本総合バドミントン選手権大会や全日本ジュニアバドミントン選手権大会などの「第一種大会」と、県大会や市大会などの「第二種大会」に出場するためには「日本バドミントン協会審査合格品」の使用が義務付けられているからです。

「日本バドミントン協会審査合格品」かどうかは日本バドミントン協会検定合格マークを見ればすぐに分かりますが、一般的に値段の安いバドミントンラケットは合格品でない可能性が高くなってしまいます。

実際にヨネックスから販売されている「B4000」は合格品ではありません。

このように、バドミントン大会に出場する選手は合格品を選ばなくてはいけないということを覚えておきましょう。

まとめ

本記事ではバドミントンラケットの値段の相場や値段で選ぶときの注意点について詳しく解説していきました。

安いだけでバドミントンラケットを選んでしまうと自分のプレイスタイルに合っていない可能性もありますし、公式大会に出場できない可能性もあるため、しっかりと注意点を理解してラケットを選ぶようにしましょう。

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