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ヤマハのゴルフクラブの特徴と魅力

日本国内でゴルフクラブのメーカーと言えば「住友ゴム工業」や「ピン」、「ブリヂストン」、「キャロウェイゴルフ」といったメーカーが人気ですよね。

しかし、「ヤマハ」のゴルフクラブもコアなファンが多いメーカーであると言えます。

一度愛用するようになると、長年ヤマハを使い続けるという人が多かったりします。

いったいなぜヤマハはそれほどまでにコアなファンが多いのでしょうか?

この記事では、そんな「ヤマハのゴルフクラブの特徴と魅力」について解説していきたいと思います。

ヤマハゴルフ

ヤマハゴルフは、1900年にピアノ製造を始め、徐々にその勢いを増していき、1957年からはスキーやテニスといったスポーツ分野に進出、そして1982年からはゴルフ事業を開始していきました。

その始まりは1887年に医療機器修理工の山葉寅楠氏が小学校の恩師のオルガンを修理したことがきっかけだったと言います。

「楽器とゴルフ」

まったく関係ないように思える2つのジャンルには、ある共通点があります。

それは「音」です。

バイク事業と併せて、「音」という共通点を大切に商品開発がされていったのです。

最初に作られた製品は、大きくて軽いカーボンヘッドで作られた「イグザンプラー」というドライバーでした。

1989年には、ライ角を調節できるドタイバーを開発し、その2年後の1991年には鍛造モデルにおいて世界で初めてチタンドライバーを発表したのです。

ヤマハのゴルフの知名度を上げたのは、2003年に発売した「インプレス」です。

その後2008年に発売した「インプレスX」が空前の大ヒットとなり、ヤマハのゴルフ事業が完全に軌道に乗ったのです。

音楽やバイクといった大成功を収めている事業と比べれば、5%程度の売上の割合ですが、それでも多くのゴルファーから深く愛されている事業として現在も進化を続けているのです。

藤田寛之選手、谷口徹選手、今平周吾選手、有村智恵選手といった一流の選手と契約を結んでいます。

ヤマハの魅力

ヤマハのアイアンは、その打感と打音が優れていることでも有名です。

まさに大手の楽器メーカーならではの特徴と言えますよね。

特に中級者~上級者にファンが多かったりします。

おすすめアイアン「RMX VD40」

ゴルフのクラブの話になると、「慣性モーメント(MOI)」という言葉をよく耳にするかと思います。

簡単に説明するならば、この数値が大きくなると「ミスへの強さが増す」ということです。

ヤマハの「RMX VD40」は、この慣性モーメントの値が「4000g・cm²」という高さとなっています。

市場で出回っているアイアンの慣性モーメントは、ほとんどが「3500g・cm²以下」なので、まさに圧倒的な数値なのです。

ミスに強い方向性重視のアイアンゆえに、アマチュアにとっては最高のアイアンだと言えるでしょう。

また、「RMX VD」も小ぶりなヘッドであるにもかかわらず寛容性に優れています。

飛距離の安定性と左右のブレの抑制もできるので、中級者や上級者向きのアイアンです。

人気の型落ちモデル「RMX020」

ゴルフクラブの新作はどうしても価格が高くなってしまうので、なかなか手が出せないという人も多いはずです。

そういった人には、型落ちモデルを購入するといった選択肢もおすすめです。

例えば「RMX020」というアイアンは、中古ショップで見かけたらぜひとも購入したいクラブだと言えます。

非常に良い打感で、操作性も抜群で上級者にピッタリなアイアンとなります。

1500セットの数量限定なので、見かけたらラッキーだと言えるでしょう。

RMX220

「RMX220」というアイアンも非常に人気の高いモデルです。

RMXの特徴であるミスへの強さはもちろん、ボールの上がりやすさや飛距離の出しやすさなども十分なハイクオリティなアイアンとなっています。

インプレスUD+2LADIES

現在、ヤマハのクラブは女性に大人気となっています。

韓国では、昨年2021年はヤマハのゴルフクラブが4倍以上の売上となりました。

日本国内でも女性ゴルファーが増えつつあり、慣性モーメントが高く右に打ち出さない為の設計のヤマハのクラブが人気となっているのです。

この「インプレスUD+2LADIES」も、女性向けに開発されたアイアンの1つです。

弾道が高く飛距離が出せるのにミスを少なくしてくれるので、まさに女性にピッタリなクラブなのです。

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