石川遼が“20代最後の自分”と2ショット 「30歳って思っていたより大人じゃない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
北の大地に降り立った石川遼 あす20代最後のラウンドに挑む(撮影:村上航)
<ANAオープン 事前情報◇15日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7063ヤード・パー72>
若干照れながらポーズを真似てみたのは、2019年の自分が写った大きなパネル。2日後に待つのは30歳の誕生日だ。周囲からは『節目の年』とも言われるが、「自分が思っていたよりも大人じゃないんだな。変わらないんだなって思います。悪い意味で」。石川遼は笑いながらつぶやいた。
昨年はコロナ禍で大会が行われなかったため、19年大会が20代で終える最後の「ANAオープン」だった。「20代最後の大会で優勝して、30代最初の大会で優勝したら最高だと思ったけど」という夢は叶わなかったが、後者への期待値は十分に北海道へ入ってきた。
直近2試合の「Sansan KBCオーガスタ」、「フジサンケイクラシック」では、続けて優勝争いに加わっての2位。「2週連続の優勝はあったけど、2週連続の2位ははじめてだと思う」と悔しさが残る一方で、確かな手応えを感じた2週間でもあった。
フジサンケイクラシックでは、単独首位で迎えた最終日の前半でショートパットを外すなどしてオーバーパーと崩れたが、後半でイーブンパーに引き戻して2位タイに踏みとどまった。「今週も簡単にいくとは思っていないけど、やるべきことをしっかりやっていかないといけない」と気を引き締めつつ、「あの2試合を振り返ってどうだったか、すごく自問した。総合的に見て、あの内容を続けていくのは不可能じゃないという手応えもある」。30代初優勝も決して遠くはなさそうだ。
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