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“大自然を感じながら” 原英莉花、愛知から再び上昇気流へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

原英莉花が“自然体”で上昇気流を探る(写真は先週のもの)(撮影:佐々木啓)

住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 事前情報◇15日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6502ヤード・パー72>

英国からの帰国初戦となった先週の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で、今季メジャー3冠目を狙った原英莉花だったが、無念の予選落ち。2日目こそ調子を戻しかけたが、初日の「78」が響き、メジャーでは2019年の同大会以来、決勝ラウンドに進むことができなかった。

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原因については「ティショットが暴れて、ラフからのショットがうまくいかなかった」と自己分析。予選落ちのあとはティショットの出球をそろえるために練習を重ね、この南愛知に乗り込んだ。「天気も荒れそうなので、なおさらティショットの出球を合わせられるよう意識します」と、週末の台風接近による悪天候のなかで、まずはここを落ち着かせることがスコアメイクのカギになる。

8月の「AIG女子オープン」(全英)から帰国し、隔離期間直後は「ゴルフがしたくてしょうがない」と話していた原だが、今もその気持ちは変わっていない。「先週もよくなかったけど楽しくプレーできました。どうしても悪かったほうに着目してしまうんですけど、悔しいところをどうやって試合までにコントロールしていくかが大事だと思っています」と、プラスへのイメージ転換中だ。

「これだけ大自然のなかでできるスポーツってゴルフだけなので、この大自然を感じながら、深呼吸したりとか。やっぱり自然っていいなって思いながら過ごしています(笑)」。大自然のなかで、文字通り自然体のプレーを貫き、上昇ムードを探っていく。

昨年はメジャー2勝を挙げたが、今年はトップ10がここまで4回で、最後は7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」の6位タイまでさかのぼる。好調まで戻す道のりは簡単ではないが、自然の恵みをふんだんに授かり、元気にツアーを戦っていく原には今週も注目だ。

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