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“日本テニス界の顔”、錦織圭、大坂なおみ、綿貫陽介の所属先が「日清食品」から「フリー」に変更!<SMASH>

錦織圭、大坂なおみ、綿貫陽介の所属先が来年1月より「日清食品」から「フリー」に変更される(写真左から)。写真=THE DIGEST 写真部。(C)Getty Images
日本テニス協会は12月27日、錦織圭(世界ランキング47位)、綿貫陽介(同266位)と大坂なおみ(同13位)の所属先が、2022年1月1日より「日清食品」から「フリー」に変更されることを発表した。

錦織は全豪オープンで日本人選手として80年ぶりにベスト8進出を果たした2012年の4月に所属契約を締結。日清食品グループの創業者・安藤百福氏が掲げた「食とスポーツは健康を支える両輪である」との思いのもと、10年と9か月に渡って所属。2014年には全米オープンの決勝進出も果たした。

一方、大坂はグランドスラムで存在感を放って初のトップ50入りを果たし、WTAアワードの最優秀新人賞も受賞した2016年12月に所属契約を締結。以降はさらにランキングもアップさせ、18年の全米で初めてグランドスラムを制すると、19年全豪、20年全米、21年全豪と同社との所属期間中に4つのGSタイトル獲得という偉業を達成した。

錦織と大坂はともに同社のCMにも多数出演。看板商品の広告塔としても強烈な存在感を発揮した。
また、元ジュニア世界2位の綿貫は、16年の全日本選手権で史上2番目(18歳)の若さでチャンピオンに輝き、その翌年の17年11月に所属契約を締結。次代を沸かす“SAMURAI”テニスプレーヤーとしてツアーを戦いながら同社によるイベントなどにも参加した。

綿貫は今回の発表を受けSNSを通じて「ジュニア時代からプロ転向後も本当にありがとうございました」と感謝の言葉を綴り、「来年1月からフリーになります。結果が出せる様に頑張っていきます!」と決意を新たにしている。

日本を代表する3選手の所属契約解消はテニスファンにとって少々寂しい話でもあるが、錦織、大坂、そして綿貫には、新たにスタートする2022年シーズンでのさらなる活躍を期待したい。

構成●スマッシュ編集部

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