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宇田幸矢、チリ選手とのフルゲーム制し初戦突破 張本智和、伊藤美誠らも勝利<世界卓球2023ダーバン大会>

5月20日から開幕した、世界卓球2023ダーバン大会。21日には、各種目の1回戦が行われた。

宇田幸矢、張本智和が初戦突破

男子シングルス1回戦に出場した宇田幸矢(明治大)は、Nicolas BURGOS(チリ)と対戦。

お互い2ゲームずつ取り合い迎えた第5ゲーム、12-10で宇田が勝ち切りゲームカウント3-2とリードするも、BURGOSも粘りを見せ、勝負は最終ゲームへ。

写真:宇田幸矢(明治大)/提供:WTT
写真:宇田幸矢(明治大)/提供:WTT

第7ゲームではラリー戦で強さを見せ、台上でも先手を取った宇田が勝利。フルゲームを制し2回戦進出を決めた。

また同じく男子シングルス1回戦に登場した張本智和(智和企画)は、CHEW Zhe Yu Clarence(シンガポール)に対し終始試合の主導権を握り、ストレートで勝利。2回戦へ駒を進めた。

写真:張本智和(智和企画)/提供:WTT
写真:張本智和(智和企画)/提供:WTT

一方及川瑞基(木下グループ)はDeni KOZUL(スロベニア)にフルゲームで敗戦。ゲームカウント2-3ビハインドから追いつくも、KOZULのサービス、中陣からの両ハンドに翻弄され、惜しくも初戦敗退となった。

また男子シングルスでは世界ランキング6位のウーゴ・カルデラノ(ブラジル)が、ブライアン・アファナドール(プエルトリコ)に敗れる波乱が起こった。

写真:ブライアン・アファナドール(プエルトリコ)/提供:WTT
写真:ブライアン・アファナドール(プエルトリコ)/提供:WTT

ほかにもイングランドのエース、リアム・ピッチフォード(イングランド)、世界卓球2022代表のベネディクト・デューダ(ドイツ)ら実力者が続々と初戦で敗れている。

写真:ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)/提供:WTT
写真:ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)/提供:WTT

初戦を突破したドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)、邱党(キュウダン・ドイツ)、シモン・ゴジ(フランス)ら各国屈指の実力者も苦戦を強いられており、誰が上位に進出してもおかしくない状況となっている。

男子ダブルスでは、張本智和(智和企画)/吉村真晴(TEAM MAHARU)が林高遠(リンガオユエン)/林詩棟(リンシドン・中国)と対戦。吉村のサービスからの張本の攻撃で主導権を握る場面も見られたが、ストレートで敗戦。中国ペアの底力を見せつけられた試合となった。

写真:林高遠(リンガオユエン・中国)/提供:WTT
写真:林高遠(リンガオユエン・中国)/提供:WTT

女子単は全員が初戦突破

女子シングルス1回戦では、出場した5選手全員が1回戦突破となった。伊藤美誠(スターツ)はZauresh AKASHEVA(カザフスタン)に対し、サービス、レシーブから相手を左右に振り回し、ストレートで勝利。

写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:WTT
写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:WTT

平野美宇(木下グループ)はシンガポールのベテラン、曾尖(ゼンジャン・シンガポール)と対戦。平野の持ち味である速攻で得点を重ね、こちらもストレートで勝利となった。

写真:平野美宇(木下グループ)/提供:WTT
写真:平野美宇(木下グループ)/提供:WTT

早田ひな(日本生命)、長﨑美柚(木下グループ)もそれぞれストレートで勝利し、2回戦へ進出している。

ほかにも世界ランキング12位のソフィア・ポルカノバ(オーストリア)が1回戦で姿を消し、アメリカのエース、リリー・チャン(アメリカ)がリンダ・バルグストローム(スウェーデン)に初戦で敗れるなど、上位進出候補が続々と敗れており、日本選手以外の上位進出争いも注目となっている。

写真:リンダ・バルグストローム(スウェーデン)/提供:WTT
写真:リンダ・バルグストローム(スウェーデン)/提供:WTT

日本選手の21日試合結果、22日試合予定は以下の通り。

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