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【卓球技術】ナックルのバックフリックのコツ わかっていても落としてしまう嫌らしいボール 

2022.02.24 文:瀬能吉紘コーチのYouTube 瀬能卓球チャンネルより
ナックルのバックフリックというのをあまり試合では使わないという人が多いですが、これはとても効果的な技術です。

「これができると試合が変わる!脱中級者講座」の第22回では、バックハンドのナックルフリックのコツと練習法を、瀬能コーチの技術指導を通して詳しく見ていきましょう。

瀬能吉紘
【瀬能吉紘(せのう よしひろ)】滝川第二高等学校から京都産業大学を経て、現在は瀬能クラブのオーナーを務める。インターハイでは団体5位、シングルス3回戦の経験を持つ。関西の強豪・京都産業大学では関西学生リーグ最多勝や、関西学生卓球選手権ではシングルス3位、ダブルス優勝などの実績を残している。社会人になってからも全日本選手権シングルス、ダブルス、ミックス出場など全国で活躍している。(写真提供:本人)このページの目次

  • [8 【連載】これができると試合が変わる!脱中級者講座]()

ナックルのバックフリック

瀬能:今回は、ナックルで返球するバックフリックを解説していきたいと思います。

勝負どころでボールをナックルで飛ばすことによって、相手がネットに落としてしまうような嫌らしいボールになるのがナックルフリックの特徴です。

通常フリックというと少し回転を入れると安定するので、前進回転をしっかり入れたフリックや横回転を加えたフリックなどを使って返球する方が多くいらっしゃるんですが、その中にたまにナックルのフリックを混ぜることによって非常に効果的な返球が出来るようになると思います。

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           ## ポイント① 短いボールに対してナックルフリックを仕掛ける

瀬能:大前提としまして、ナックルのフリックは短いボールに対してやっていきましょう。

長いボールに対してはバックのドライブまたは強打等で返球することをオススメします。
こちらの方が返球しやすいですし、相手に対しても非常に取りづらいボールを出すことができるので、あまりフリックで返球しないように気をつけてやってもらうといいと思います。

ポイント②(シェーク)ラケットの角度を少し起こし気味で入る→腕を使って前に振る

瀬能:ここではシェークのナックルフリックのやり方について解説していきます。

回転によって多少は変わるんですけれども、ラケット角度をまっすぐよりも少し起こし気味でボールに入ると良いです。

通常はラケットのヘッドを落としてから打ったりまたは肘を上げて打ったりするのですが、今回はナックルで返球したいので手首を使わずに腕でしっかりと前に振っていきます。

その際に、あまりラケットの角度が変わらないようにして、ボールの少し下側にラケットを入れてから前に押していくようなイメージでレシーブするとナックルになりやすいです。まずはボールに対してしっかりとラケットを真っ直ぐ持っていって、そこから少し押すような感じで返球するようにしましょう。

手首または肘をそんなに使わずに腕だけでしっかり押していくイメージでやってもらうとやりやすいと思います。

お手本動画 3:08~

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瀬能:ここではペンホルダーのナックルフリックのやり方について解説していきます。

シェークと同様に手首を使ったりまたは腕を返したりすると回転が入ってしまうので、最初の面を作ったらそのまま押し込むようなイメージで払っていくと良いです。そうすることによってナックルで返球できます。

ペンの方は少しラケットを上向きから前に押していくような形で入ります。ただシェイクとは違って角度が少し出しづらいので、体をしっかりと入れてから押し込んでいくことを意識するとやりやすくなると思いますので、是非やってみて下さい。

お手本動画 4:33~

## ポイント③ 打球点およびコース

瀬能:ナックルフリックをする際の打球点はボールがついていちばん高いところを払っていくことを意識しましょう。これは通常のフリックをする際とあまり変わりません。

また、これが1番重要なことなんですけれども、ナックルでフリックをしていく場合に1番効果的になるのがボールを深く返すということです。

相手のコートのエンドラインギリギリに返るように深くレシーブするように意識してもらうと良いです。

相手が詰まってナックルだとわかっても落としてしまうというようなボールになるので、しっかりと練習していきましょう。

お手本動画(正面)5:14~

## 動画はこちら 【卓球】ナックルフリックのやり方解説!

## 瀬能卓球チャンネル

瀬能卓球チャンネルはこちら

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