写真：マヌエル・ノイアー（提供：Maurizio Borsari/アフロ）
日本中が歓喜に沸いた11月23日のカタールW杯ドイツ戦勝利の余韻がまだ続いている人も多いと思うが、早くも明日11月27日にはグループEの第2節が行われる。
もちろん、日本代表がコスタリカ代表に勝利できるかが最大のポイントとなるが、実は同じグループEのもう1試合「スペイン対ドイツ」も、今大会における大注目の試合となる。
日本代表が決勝トーナメントに進むためのキーポイントとなる試合なだけに、気になるところだ。
日本は3戦目が強豪スペインであることから、コスタリカ戦は確実に勝利を手にしたい
日本代表は現在ドイツに勝利したことで勝ち点が「3」となっている。
グループステージを突破するためには、「6」は獲っておきたいところなので、コスタリカ戦では是が非でも勝利を掴みたい。
もしもコスタリカに勝利し勝ち点を6に伸ばし、スペインがドイツに勝つか引き分ければ、その時点で日本代表の決勝トーナメント進出が決定する。
スペイン戦の前に決勝トーナメント進出が決まっていれば、精神的にも肉体的にも余裕を持って決勝トーナメントの戦いに臨むことができるだろう。
コスタリカ代表は、初戦のスペイン戦で0－7で敗れており、FIFAランキング31位と日本よりも格下であることから、勝てる確率はドイツやスペイン相手よりもかなり高い。（日本代表はFIFAランキング24位）
しかし、コスタリカ代表も日本に勝利できればまだ決勝トーナメント進出ができることから、死に物狂いでこの試合に臨んでくるはずだ。
それゆえに、決して侮ることは出来ない戦いとなる。
酒井宏樹が欠場濃厚、冨安健洋も欠場の可能性が高いだけに、難しい試合になるはずだ。
日本がドイツに勝利したことで、「スペイン対ドイツ」の一戦が激熱な展開に
明日11月27日のW杯は、世界中がある一戦に注目することだろう。
その一戦は「スペイン対ドイツ」だ。
日本代表がドイツに劇的な逆転勝ちを収めたことで、ドイツ代表は一気に窮地に追い込まれた。
第2戦目が優勝候補筆頭のスペイン代表であるからだ。
もしもこの試合で負けてしまえば、その時点でグループリーグ敗退が決まってしまう。
さらに、もしも引き分けだったとしても、日本がコスタリカ代表に勝利してしまえば、第3戦目で勝利したとしても決勝トーナメント進出の可能性はかなり低くなってしまう。（スペインが第3戦目で日本に勝利する確率が高いため）
つまり、強豪スペインに対して絶対に勝利が必要なのだ。
ドイツがスペインに勝利するとなると、日本がコスタリカに勝利し勝ち点を6に伸ばしたとしても、3戦目でドイツとスペインが勝利すれば勝ち点6で日本と並び、得失点差で日本をグループステージ敗退に追い込むこともできるのだ。
スペイン代表にとっても本気で戦う理由がある。
それは、第3戦目が日本代表との試合であるからだ。
格下であるとはいえ、日本はドイツやスペイン、イングランドでプレーする選手が多く、実際にドイツ代表に勝利した国だけに勝利できない可能性（負けはないにしても引き分けの可能性）は十分にあり得る。
どちらも引き分けではなく勝利しなければならないため、最高に盛り上がる試合となるはずだ。
今大会のグループリーグ屈指の好カードである「スペイン対ドイツ」の一戦も大注目だ。
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