【サッカー】ソシエダが久保の相棒FWの獲得に成功!「カヌー2世」サディク獲得で移籍市場終幕
写真:ウマル・サディク(Photo by Soccrates Images Getty Images)
スペインの『マルカ』は、日本代表MF久保建英(21)が所属するレアル・ソシエダがナイジェリア代表FWウマル・サディク(25)の獲得に迫っていると報じた。
すでにサディクはサン・セバスティアン入りしており、メディカルチェックが終わり次第正式にサインをする見通しだ。
移籍金は2000万ユーロ(約27億8000万円)となる。
ソシエダのラストピース、サディクは192㎝の「カヌー2世」
アルメリアからレアル・ソシエダに移籍することが決定的となったサディクは、192㎝の有望FWだ。
ナイジェリア代表としても活躍しており、今季はアルメリアのエースとしてラ・リーガ開幕戦からすべての試合で先発出場し、2得点を記録している。
ポストプレーも上手く、アシスト能力や得点能力も高い。
そのプレースタイルが似ていることから、元ナイジェリア代表の英雄になぞられ、「カヌー2世」とも呼ばれている。
実際に昨季はリーガ2部で18ゴール9アシストを記録しており、ソシエダにとって大きな戦力となることは間違いない。
独りよがりなプレーも少ないため、久保やダビド・シルバともスムーズに連携が取れるだろう。
久保建英 (Photo by Masashi Hara/Getty Images)
これまでもアーセナルやドルトムントといった強豪クラブから興味を持たれていたサディクだが、ラ・リーガ上位とチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指すレアルソシエダに加入することとなった。
ソシエダはFW2選手獲得でEL優勝も狙える戦力に!
サディクの加入によって、ソシエダのFWの枚数も万全な状態となった。
8月29日、昨季もソシエダでプレーしていたセルロート(26)を1年間のレンタルで獲得。
アレクサンデル・セルロート(Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)
さらにサディクが加入することとなり、ニューカッスルに移籍したイサク(22)の穴を埋めるばかりか、FWのローテーションもできる状態となった。
チームのエースであるスペイン代表FWオヤルサバル(25)が怪我から復帰すれば、ハイレベルなローテーションを組むことも可能となり、久保もFWだけでなくダビド・シルバやブライス・メンデスとローテーションでMFとして出場することが可能となる。
サディクの加入がソシエダにどのような変化をもたらすのか。
9月3日にホームで行われる次節アトレティコ・マドリード戦に注目が集まる。
レアル・ソシエダのスタジアム(Photo by mediamasmedia)
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