「北中米W杯」日本代表の強さを最大化させる冨安健洋という存在

冨安健洋,サッカー

写真:冨安健洋(PA Images/アフロ)
6月14日のW杯初戦(オランダ戦)までいよいよ1か月を切った。

FIFAランキング7位の強豪との試合となるだけに、強さを最大化できるフォーメーションや選手の配置を模索し確立させたいところだ。

DFラインでは冨安健洋の起用が最大化させるポイントとなるのではないか。

冨安はクローザーかそれともDF陣の柱としてスタメン起用か

攻撃陣ではハムストリングを負傷し召集外となった三笘薫の穴をどう埋めるかがポイントとなるが、DF陣では冨安健洋の起用が大きなポイントとなるはずだ。

日本サッカー史上最高のDFと言っても過言ではない選手なだけに、ベストコンディションならば間違いなくDFリーダーとして中央のCBでプレーすることだろう。

ただし、アヤックスと契約し実戦復帰はしているものの、長時間プレーする機会はそれほどなく、コンディション面で不安を抱えながらW杯を戦うことになる。

CBは谷口彰悟や板倉滉、伊藤洋輝、瀬古歩夢、鈴木淳之介、渡辺剛と枚数が多いだけに、冨安を左WBで起用する選択肢やリードした状況で試合終盤を迎えた際のクローザー要員としての起用などもありえる。

しかし、「日本代表の強さを最大化させる」といった観点で考えれば、やはり冨安を中央のCBでスタメン起用すべきだと判断できる。

日本には佐野海舟というワールドクラスのボランチがいる。

縦横無尽に動き回り対人において圧倒的な強さを誇る選手なだけに、DFラインが一定以上高めであればよりその能力が活きる。

オランダ相手にDFラインを高めに設定し続けるのはかなり難しく、リスクの高い戦い方となるが、冨安ならばハイレベルなラインコントロールが可能となる。

DFからFWまでの距離感が短ければ、前述したように佐野の能力が活きることになり、鎌田大地や久保建英、堂安律といったショートカウンターの起点となる選手たちも多くのチャンスを作ることができるだろう。

引いて守りカウンターといった割り切った戦い方も選択肢としては「あり」だが、ぜひとも日本代表にはラインを高く保ちながらオランダと真っ向勝負し勝ちを掴んでもらいたいものだ。