冨安健洋,サッカー

冨安健洋が怪我で日本代表不参加に、求められる新たなCB候補

写真:冨安健洋(提供:アフロ)
3月18日、JFA(日本サッカー協会)は日本代表に選出されていた冨安健洋が不参加となったことを発表した。

冨安は16日に行われたEL(ヨーロッパリーグ)のスポルティング戦序盤に足を痛め、途中交代をしていた。

今回の国際親善試合2連戦(3月24日ウルグアイ戦、28日コロンビア戦)には、サンジロワーズの町田浩樹が追加招集となる。

次世代のCBの柱と期待されていた冨安の度重なる負傷を考えれば、新たなCB候補の台頭が必要不可欠であると言えるだろう。

スポルティング戦の前半5分に左足を滑らせてピッチに倒れ込む

ELベスト8をかけたスポルティングとの第2戦にスタメン出場をはたした冨安は、試合開始直後から全力でプレーをする。

今季は完全にベン・ホワイトに右SBのポジションを奪われているだけに、久しぶりのスタメンでアピールしたかったという思いもあったのだろう。

前半5分、フランシスコ・トリンコンにボールが渡る際、逆方向にトラップをしたその動きに対応しようとした冨安は、左足で踏ん張り右方向へと切り返そうとする。

しかし、左足で踏ん張ることができず、足を滑らせてしまったのだ。

完全に股が開き、右足に大きな負荷がかかる体勢となると、冨安はそのままピッチに倒れ込んだ。

このプレーで完全に右足を痛め、直後にベン・ホワイトと交代となった。

アーセナルにとっても、冨安という戦力を失うだけでなく、連戦をこなすベン・ホワイトを休ませることができないという苦しい選択をせざるを得ない状況となってしまったのだ。

3月下旬の国際親善試合には不参加に、求められる新たなCBの台頭

冨安健洋は、ボルシアMGの板倉滉と共に今後のDFリーダーとして期待されていた。

その実力は、日本代表の歴代CBの中でもトップクラスであるため、ファンからの期待は大きかった。

しかし、これほど頻繁に負傷を繰り返してしまうならば、新たなCBの人材を見つけなければならないと言えるだろう。

今回冨安の怪我で追加招集された町田の他に、複数人候補として考えられる。

過去に代表に選出されたこともある西尾隆矢は、確実に候補となるだろう。

身長は180㎝と高くないが、21歳と若く伸びしろは十分。

フィジカルが強く対人能力に優れたCBだ。

現在はU-22の日本代表に選出されているが、今後1~2年の間に代表常連になる可能性を秘めている。

もう1人は、グラスホッパーに所属している瀬古歩夢だ。

22歳と伸びしろは十分で、185㎝と一定以上のサイズもある。

両利きであるため、左右どちらのCBもこなせ、正確なフィードや足元の技術もある。

読みも鋭いため、板倉と組むことで安定したDFラインを構築することが可能だろう。

今回の国際親善試合にも選出されているため、瀬古にとってはかなりのチャンスであると言える。

はたして今後冨安が完全復活し、日本代表のDFリーダーになるのか、はたまた新たなCBが台頭し、冨安の代わりに日本代表のCBのポジションを奪うのか。

今後の代表におけるCBのスタメン争いにも注目しよう。

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