久保建英,サッカー

サッカー新生日本代表が「4-4-2」「3-5-2」の2トップを試すべき2つの理由

写真:久保建英(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
いよいよ新生日本代表の活動がスタートする。

3月24日にウルグアイ代表、3月28日にコロンビア代表との国際親善試合が行われる。

世代交代が行われ、若い選手がかなり多くなっているが、注目の1つが「どんなフォーメーションで臨むのか?」といったことだろう。

「4-4-2」「3-5-2」などの2トップを試すべき理由

日本代表は、長らく1トップを採用しており、今後も基本は「4-2-3-1」となるだろう。

1トップ候補としては、ベルギーリーグで14得点を挙げ、得点ランキングで4位タイとなっている上田綺世が筆頭であると言えるだろう。

前田大然や浅野拓磨、町野修斗といった選手も1トップ候補となるが、正直世界と戦うには物足りないレベルであると言わざるを得ない。

今後は絶好調を維持している古橋亨梧という実力者も代表に加わる可能性は高いだろう。

町野修斗の成長や若き至宝福田師王の成長によって、純粋なFWも今後は複数人スタメン候補として名を上げてくるはずだ。

しかし、誰がスタメンを務めたとしても、世界と戦うにはどうしても1トップでは力不足面が否めない。

そこで、久保建英や三笘薫といったドリブルやテクニックに秀でた選手をFWとして使う選択肢も「あり」だと言えるだろう。

まずは久保建英。

レアル・ソシエダでは、セルロートと2トップを組んで結果を残している。

公式戦では5得点5アシストとしっかりと数字も残しており、前線からのプレスも非常に上手い。

個でも連携でも崩せるため、非常に大きな戦力となるはずだ。

そして三笘薫。

これまではWGのポジションのみしかプレーできなかったが、デ・ゼルビ監督の指導の元中央寄りのプレーも可能となった。

守備の負担を軽減して攻撃にその力を割けるといった意味でも、2トップの一角でプレーさせるのも面白いだろう。

三笘をトップで使う場合は、久保建英を攻撃的なMFとして起用することも可能だ。

2トップの一角だが、試合の中で外に開いてWGの様なプレーに切り替え、空いた前線に久保が入り込むといった連動で崩すことも可能となる。

パスセンス抜群の久保が近くでプレーすることで、三笘も良い形で仕掛けられるだろう。

はたして森保監督はこの2連戦をどのようなフォーメーションで戦うのか。

各選手の活躍と共に注目しよう。

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