日本躍進のキーマン、三笘に久保、冨安に続くビッグクラブへの移籍が期待される日本人選手

板倉滉,サッカー,

写真:板倉滉(7044sueishi/アフロ)
3月28日にコロンビア代表との親善試合が決まり、3月24日の新生日本代表の初陣の相手も世界一のアルゼンチン代表案が浮上するなど、いよいよ新たな時代がスタートしようとしている。

カタールW杯の悔しい思いを胸に、2026年の北中米W杯でのベスト8以上を目指す日本代表だが、そのためにはビッグクラブでプレーする選手がさらに増え、個の力をさらに伸ばしていく必要がある。

現在で言えば、三笘薫や久保建英、冨安健洋がクラブレベルでは最上位であり、今後ビッグクラブへ移籍できる可能性があると言えるが、彼ら以外でビッグクラブに移籍できそうなのは誰なのだろうか。

鎌田大地

日本人選手でもっともビッグクラブに近いと言えるのが、鎌田大地だろう。

フランクフルトとの契約期間が今年の夏で切れるため、フリーで移籍できる点がかなり大きい。

財政的な問題を抱えるバルセロナが本格的に獲得に乗り出す可能性もあり、その他にもマンチェスター・ユナイテッドやバイエルン、ドルトムントといった可能性もあるだろう。

鎌田は年齢的にも2026年を目指せる選手なだけに、ビッグクラブで準スタメンクラスまでなってもらいたいところだ。

板倉滉

おそらく日本代表の新たなDFリーダーとなるであろう板倉滉も、ビッグクラブへの移籍が可能な選手の1人だろう。

今季は大怪我も経験したが、見事にトップフォームを取り戻した。

チームはそれほど調子が良いわけではないが、板倉個人としてはかなりハイパフォーマンスを継続できている。

夏、もしくは来季の冬の移籍市場でバイエルンやドルトムントといったビッグクラブへ移籍する可能性も十分にありえるだろう。

2~3年後のビッグクラブ移籍を狙う若手選手も複数人存在する

現段階でビッグクラブに移籍できそうなのは、前述した三笘と久保、冨安、鎌田、板倉の5人だろう。(冨安はすでにビッグクラブだが完全な主力とはなりきれていない)

守田英正や堂安律、上田綺世なども今後の活躍次第では、ワンランク上のクラブへの移籍もあり得るため、頑張ってもらいたいところだ。

そして、FC東京の松木玖生やレアル・マドリードの中井卓大、ボルシアMGの福田師王、バイエルンの福井太智なども、急成長を遂げ2~3年後には準ビッグクラブレベルのチームで活躍している可能性もあるだろう。

日本代表の躍進はもちろん、今後の日本人選手のステップアップにも注目しよう。