ELバルサ対マンUは2-2のドロー、久保所属のソシエダはGSでマンUを上回り1位通過した恩恵を受ける
写真:久保建英(提供:ムツ・カワモリ/アフロ)
2月16日、EL(ヨーロッパリーグ)決勝トーナメントプレーオフ「バルセロナ対マンチェスター・ユナイテッド」の一戦が行われ、2-2の引き分けとなった。
決勝トーナメント1回戦進出をかけて、2月23日に第2戦が行われる予定となっている。
日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダ決勝トーナメント1回戦からの出場となるため、試合はなかった。
グループステージでマンチェスター・ユナイテッドを上回り1位通過した恩恵を受ける形となった。
ELの決勝トーナメントは特殊な大会形式で行われる
ELは、クラブレベルではCL(チャンピオンズリーグ)の次に大きな大会となっている。
各国リーグ戦でCLの出場権を逃した準強豪クラブたちが参戦するため、大会のレベルも高い。
しかし、決勝トーナメントになると、その年のCLのグループステージに出場し惜しくも決勝トーナメント進出できなかった3位のチームがELの決勝トーナメントプレーオフに進むことになっている。
ELのグループステージで1位になったクラブは、決勝トーナメントプレーオフには出場せず、ベスト16から戦うことになる。
つまり、ベスト32の試合がホーム&アウェーで2試合組まれ、ELのグループステージ2位のクラブとCLのグループステージ3位のクラブ同士が戦うことになるのだ。
ソシエダがマンチェスター・ユナイテッドを上回りGS1位で通過したことの大きさ
久保建英が所属するレアル・ソシエダは、ELのグループステージでマンチェスター・ユナイテッドと同組であった。
マンチェスター・ユナイテッドが有利と思われたが、ソシエダは今シーズン本気でEL優勝を目指しているため、抜群の集中力とパフォーマンスを発揮し、なんとマンチェスター・ユナイテッドを抑えて首位通過となったのだ。
これによりELの決勝トーナメントプレーオフには出場せずに、ベスト16から戦えることとなった。
この結果が今になって大きな意味を持つことになった。
現在のソシエダは、多くの怪我人を抱えており、久保建英やブライス・メンデス、セルロート、スビメンディなどの主力選手はかなり疲労も溜まっているはずだ。
今後EL優勝とラ・リーガ3位以内を目指す大事な試合が続くだけに、ELを首位通過しプレーオフの2試合を回避できたことは何より大きな恩恵であると言える。
ソシエダは2月18日にホームでセルタとの試合に挑む。
2試合連続MOMを獲得している久保が再び大活躍するのか、注目しよう。
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