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日本の至宝、中井卓大がレアルの来季トップチーム昇格候補者と現地報道、レンタル移籍も現実的な選択肢に

写真:中井卓大(Koji Watanabe/Getty Images)
レアル・マドリードの専門メディアである「デフェンサセントラル」は、来季の昇格候補の特集を行い、その中に日本の至宝である中井卓大が含まれていることを報道した。

現在19歳の中井卓大は、年齢的にもトップチームでの試合出場が必要となる時期なだけに、その動向が注目されている。

セルヒオ・アリバスやニコラス・パスといった強力なライバルたちを押しのけて、中井はトップチームに辿り着くことができるのだろうか。

来季以降の動向が不明なモドリッチとクロース

長年にわたりレアル・マドリードの中盤を支えてきたルカ・モドリッチとトニ・クロースのレジェンド2人は、来季の動向が決まっていない。

モドリッチは残留の可能性がありながらも、サウジアラビアやアメリカ、日本などへの移籍が噂されている。

クロースに関しても、来季もプレーするか引退するかを2月中に決断をすると『マルカ』が伝えている。

ダニ・セバージョスやカマビンガ、バルベルデ、チュアメニなど、中盤の世代交代は着実に進んでいるが、もしも2人が今季限りでレアルを去ることとなれば、新たなタレントをトップチームに加える必要性が出てくるだろう。

その候補の1人が中井卓大となるわけだが、前述したようにセルヒオ・アリバスやニコラス・パスなど、強力なライバルとなる若手選手がトップチームへ昇格する可能性が高いのだ。

他の選手とは違った役割を極めることで現状を打開したい中井

正直なところ、中井卓大がセルヒオ・アリバスやニコラス・パスを押しのけてトップチーム昇格する可能性は高くないだろう。

「才能」に関しては中井も引けを取らないが、中盤のボランチ、もしくは攻撃的MFとしては彼らの方がチームにとっての重要度は高い。

しかし、ピボーテのポジションを中井卓大が極めれば、トップ昇格も現実的に可能となる。

現在レアルは「4-3-3」のフォーメーションで固定しており、中盤は1枚が下がり目に位置し、その左右斜め前にMFを配置している。

少し前であればカゼミロが務めていて、現在はチュアメニやカマビンガが務めることが多いポジションだが、決して層が厚いわけではない。

3番手としてであれば、中井卓大も狙える可能性はあるだろう。

はたして中井の来季のトップチームへの昇格はあるのか、それともレンタル移籍か。

その動向に注目しよう。

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