三笘薫のアシスト&チャンス演出で勝利したブライトン、怪我人続出中の超過密日程を乗り越えられるか
三笘薫(写真:REX/アフロ)
12月6日、プレミアリーグ第15節「ブライトン対ブレントフォード」の一戦が行われ、2-1でブライトンが勝利した。
日本代表MF三笘薫はグロスへのアシストやヒンシェルウッドの決勝点の起点になるなど活躍。
怪我人の多い状況ゆえにフル出場となった。
ブレントフォードに先制されるも見事逆転勝利
プレミアリーグのクラブで最も怪我人が多くなっているブライトンは、この試合でも経験の浅いヒンシェルウッドをスタメンに起用。
後半もヤクブ・モデルやベニチオ・ボアイテイといったこれまで出番のなかった選手たちをピッチに送り出した。
前半27分にPKでブレントフォードに先制点を奪われたが、ブライトンも底力を見せる。
前半31分、三笘が左サイドでボールを持つとエリア内に侵入。
DF2人でマークに来たため三笘は引き付けてパスを選択した。
このパスを受けたグロスが左足を振り抜き、得点を奪った。
三笘はこのアシストで今季公式戦6アシストとなった。
後半にも左サイドから見事なスルーパスをグロスに通し、そこからのクロスでヒンシェルウッドがヘディングシュートを決めた。
自身は得点から遠ざかっているものの、やはりチャンスメーカーとしての実力はプレミアでも屈指だといえる。
ブライトンは超過密日程が続く
ブライトンの怪我人状況は現在以下のようになっている。
エストゥピニャン、ランプティ、エンシソ、ファティ、ウェルベック、マーチ、ウェブスターの7名だ。
怪我人続出でベストメンバーが組めない中、厳しい試合をものにしたブライトンだが、今後は過密日程という厳しさが待っている。
12月9日には早くもプレミアリーグ第16節のバーンリー戦が待っている。
さらに12月14日にはEL第6節のマルセイユ戦、12月17日のプレミアリーグ第17節アーセナル戦、21日の第18節クリスタルパレス戦と続いていく。
怪我人がなかなか復帰してこない現状を踏まえると、三笘を含む残りのメンバーは満身創痍の状態で戦うことになる。
果たしてブライトンはこの厳しい期間を勝利しながら乗り越えていけるのか、注目しよう。
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