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三笘薫

ブライトン開幕戦勝利!三笘薫は早速アシスト記録もややフラストレーションを溜めるプレーが目立つ

三笘薫(写真:REX/アフロ)
8月11日、プレミアリーグ第1節「ブライトン対ルートンタウン」の一戦が行われ、4-1でホームのブライトンが勝利した。

スタメン出場した日本代表MF三笘薫は、ソリー・マーチの得点をアシストするなど攻撃の柱として躍動しチームの勝利に貢献したが、ドリブル面や連携面で上手くいかないプレーも目立ち、ややフラストレーションを溜めている場面も目立った。

とはいえ今季は4位以内とEL優勝を目指すブライトンは、開幕戦を危なげなく勝利し最高のスタートを切った。

圧倒的に支配し試合を有利に進めたブライトン

前半5分、グロスのグラウンダーのクロスにジョアン・ペドロがフリーで合わせるも、シュートは足にしっかりと当たらず枠を捉えることができなかった。

36分、ダフードから左サイドの三笘に展開すると、三笘は右足で素晴らしいクロスをエリア内に入れる。

このクロスをソリー・マーチがヘディングで合わせてブライトンが先制する。

その後も三笘のポストプレーからジョアン・ペドロ、エストゥピニャン、ウェルベックと繋がりシュートまで持っていったが、惜しくもポストに当たり得点はならなかった。

1-0で後半に入ると、ブライトンがより攻撃に力を入れる。

71分にジョアン・ペドロがPKを決めると、1点を返された後の85分に期待の新戦力アディングラが決め、アディショナルタイムには18歳の新星ファーガソンが得点を決め試合を決定づけた。

三笘は随所に光るプレーを見せ、PKを誘発するパスも出すなど一定の輝きを見せたが、シーズンが始まったばかりからか上手くいかないプレーも目立ち、44分にはフラストレーションを溜めボールを外に蹴り出しイエローカードを提示される場面もあった。

やはり三笘自身が勢いに乗るためには、「ゴール」が必要だと言えるかもしれない。

ビルドアップにはやや不安を残す

開幕戦の相手が昇格組のルートンタウンであったためそれほど問題とはならなかったが、昨季よりもビルドアップ面では不安を覚える内容だった。

攻撃面では迫力満点だが、プレミアでトップ4に入るためにはやはりビルドアップの面をワンランク高めていく必要がある。

ブライトンの次戦は8月19日23時(日本時間)のウルヴァー・ハンプトン戦(アウェー)となる。

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