写真：メッシ(Jean Catuffe/Getty Images)
10月25日、CL（チャンピオンズリーグ）第5節「パリ・サンジェルマン対マッカビ・ハイファ」の試合が行われ、7-2でパリ・サンジェルマンが勝利した。
圧倒的な得点力を披露したパリ・サンジェルマンだが、メッシが鮮やかな2ゴールでCL通算記録を129得点に伸ばし、通算最多得点者であるクリスティアーノ・ロナウドの記録を超える可能性も出てきた。
パリ・サンジェルマンは7得点の大爆発！
CL第5節のマッカビ・ハイファ戦は、メッシ、エムバペ、ネイマールの3人が揃って躍動した。
メッシとエムバペが2ゴール、ネイマールが1ゴールと3人で5得点。
オウンゴールもネイマールのプレーによるもので、7得点目となるカルロス・ソレルのゴールもメッシのアシストであることから、7得点すべてでこの3人が絡んだことになる。
サッカーでは、「得点の匂い」といった表現をするが、メッシとエムバペ、ネイマールが前を向いてボールを持った瞬間、得点の匂いが強烈に強まる。
この試合の勝利でCL決勝トーナメント進出を決め、リーグ・アンでも首位を独走するなど、エムバペの移籍希望の騒動はあるもののここまではかなり順調だ。
エムバペは本格的に手の付けられないプレイヤーへと成長し、ネイマールも非常にコンディションが良さそうだ。
メッシも昨季は移籍初年度ということでそれほど活躍できなかったが、今季は完全に順応しかつてのキレを取り戻している。
カタールW杯後に3人がコンディションを崩さずにパリに戻ってくることができれば、悲願のCL制覇も本気で狙えるだろう。
メッシは今季CL4得点目！C・ロナウドの通算最多得点記録を抜くことも可能
メッシは今節の2ゴールでCL通算得点を129得点に伸ばした。
マンチェスター・ユナイテッドは今季EL（ヨーロッパリーグ）に参戦しているため、C・ロナウドはCLでの得点は伸ばせない。
さらに37歳という年齢を考えると、仮に母国のスポルティングなどCLに出場しているクラブに移籍できたとしても、得点を伸ばせない可能性の方が高いだろう。
しかし、メッシはまだまだ得点を伸ばせる余地がある。
今季どこまで上位に進出するかはわからないが、チームが好調を維持できれば数多くの試合数があるだろう。
また、35歳という年齢を考えれば、来季もトップフォームを維持できる可能性もある。
C・ロナウドの記録は「141得点」であり、あと13得点取れば逆転となる。
今季のCL残り試合と来季のCLの試合で20試合に出場することができれば、メッシであれば13得点は十分に可能であると言えるだろう。
終わったかに思えたメッシの時代は、もうしばらく続きそうだ。
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