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U-20W杯に挑むエース松木玖生の海外移籍争奪戦始まる、三笘所属のブライトンも興味

写真: 松木玖生(森田直樹/アフロスポーツ)
いよいよU-20W杯の開幕が迫ってきた。

アルゼンチンで行われるU-20W杯の日本代表は、15日に大会前最後の強化試合をアルゼンチンと行い、1-2で敗れた。

U-20日本代表が上位進出できるかどうかも注目だが、この試合でゴールを奪った松木玖生にも注目だ。

U-20世代の絶対的な選手として欧州ビッグクラブが争奪戦を開始

松木玖生は、高校時代から青森山田のエースとして全国高校サッカー選手権で活躍するなど、将来を期待されてきた。

高卒でJリーグのFC東京に入団すると、初年度から中盤のレギュラーを奪い、1年間フル稼働の活躍を見せた。

今季は背番号も7に変更し、チームの顔として活躍を続けている。

その圧倒的なフィジカルと強靭なメンタルは、現役当時の中田英寿氏や本田圭佑氏を彷彿とさせる。

運動量も豊富でテクニックもあるため、現代サッカーに必要なスキルをハイレベルで有しているのだ。

当然ながらこの20歳の逸材には、多くの欧州クラブが注目している。

移籍専門メディアの『レフトフットボール』では、そんな松木を特集していて、そこには数多くの具体的なクラブ名が躍る。

ブンデスリーガでは、フランクフルトやボルシアMG、シュツットガルト、マインツ。

フランスでは、マルセイユやレンヌ、スタッド・ランス。

オランダでは、フェイエノールトやPSV。

そして、さらに日本代表MF三笘薫が所属しているブライトンも興味を示しているとされている。

現在世界で最も魅力的なサッカーをしているブライトンは、優秀な若手選手を発掘するスカウティング能力があるため、移籍が実現する可能性もありえる。

もしも実現すれば、三笘のようにレンタル移籍で実力を伸ばし、日本代表のキャップ数を増やし(出場率60%以上)労働許可証を得てからブライトンに帰還する流れを目指すことになる。

これまでであれば、ベルギーやオランダといった中堅リーグのクラブで実績を残してから5大リーグに挑戦する流れがスタンダードであったが、三笘の様に5大リーグのクラブに直接移籍しレンタルで力を付けてトップチームに戻るといった選択肢も「あり」だろう。

U-20W杯は、5月20日から行われる。

若き日本代表は、5月21日にセネガル戦、24日にコロンビア戦、27日にイスラエル戦を行う。

松木が自身の活躍でチームを決勝トーナメントに導くことができたならば、移籍争奪戦もさらに過熱することになるだろう。

アンダー世代のスターである松木の活躍を期待しよう。

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