
写真:ハーランド(提供:ロイター/アフロ)
6月10日(日本時間6月11日AM4:00)、ついにCL決勝が行われる。
トルコのアタテュルク・オリンピヤト・スタデュムで行われるCL決勝は、「マンチェスター・シティ対インテル」の対戦となるが、注目は何と言ってもトレブル(三冠)が懸かるマンチェスター・シティだろう。
プレミア挑戦1年目ながら得点王に輝き、CLでも得点王がほぼ確定しているハーランドに注目が集まるが、シティにはハーランド以外にも素晴らしい選手がおり、世界一と称される監督もいる。
ハーランド以外の主要メンバーを何人か挙げていこう。
ケヴィン・デ・ブライネ
現代サッカーにおける「世界ナンバーワンMF」といえば、やはりケヴィン・デ・ブライネだろう。
31歳のベルギー代表は、アシストマシーンとしてハーランドに素晴らしいパスを供給し続ける。(公式戦28アシスト)
しかし、アシストだけでなく強烈なミドルシュートも世界屈指で、今季も公式戦10得点を記録している。
イルカイ・ギュンドアン
マンチェスター・シティのキャプテンを務めているのが、32歳のイルカイ・ギュンドアンだ。
元日本代表の香川真司がドルトムントで無双状態だった時にチームメイトだったため、日本のファンからの人気も高い。
視野が広くキック精度も抜群であり、中盤からの飛び出しも非常に上手い。
今季もFA杯決勝で2得点を挙げ優勝に貢献するなど、大事な試合で活躍する頼れる選手だ。
公式戦11得点6アシストを記録している。
ジャック・グリーリッシュ
27歳のイングランド代表MFグリーリッシュも、非常に人気、実力ともに高い選手だ。
ソックスを下げてプレーするその姿は印象的で、ドリブル技術は三笘薫に匹敵する。
今季はスタメンを確保し、公式戦5得点11アシストを記録している。
ロドリ
バルセロナを退団するブスケツが、自身の後継者に相応しい選手として名前を挙げたのが、このロドリだ。
26歳のスペイン代表MFは、守備的MFとしてセンターバックと中盤を繋ぐ役割を担っている。
個性の強い選手の多いシティだが、ロドリが「気の利くプレー」を連発しているからこそ、チームが上手く機能しているとも言える。
中盤の深い位置にポジションをとっているが、公式戦3得点7アシストと結果も残している。
この他にも、左利きのテクニシャンであるベルナルド・シウバやフォーデン、世界最高レベルのSBであるカイル・ウォーカーなど、シティには非常に魅力的な選手が多い。
何より、ジョゼップ・グアルディオラ監督の戦術や采配は見ていて面白い。
果たして彼らがCL決勝で躍動し、マンチェスター・シティ初となるCL制覇を成し遂げることができるのか、注目しよう。
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