久保建英、シーズン2ケタ得点ならずも圧巻のプレーで最終戦勝利に貢献!来季はCL初挑戦へ
写真:久保建英(提供:ムツ・カワモリ/アフロ)
6月4日、ラ・リーガ第38節「レアル・ソシエダ対セビージャ」の一戦が行われ、2-1でホームのレアル・ソシエダが勝利した。
この日22歳の誕生日を迎えた日本代表MF久保建英は、随所に好プレーを見せたがシーズン2ケタ得点はならなかった。
レアル・ソシエダがラ・リーガ最終戦を勝利で飾る
ソシエダはリーグ4位確定、セビージャはEL優勝とお互いに来季のCL出場権を決めていることもあり、和やかなムードで試合は開始された。
15分、久保とブライスメンディのコンビでエリア内に進入。
最後はスビメンディがシュートを放つもゴール前で味方選手に当たってしまいゴールならず。
27分、レアルソシエダに先制点が生まれる。
中盤でスビメンディからブライス・メンデスと繋がりバレネチェアへパスが通ると、最後はマイナスのパスをブライス・メンデスがシュートし、ゴールを奪った。
29分には久保が魅せる。
セビージャのCKのこぼれ球を久保が拾うと、カウンターを発動。
対応したDFをテンポの緩急だけで振り切り、一気にセビージャ陣内に攻め込んだ。
バイタルエリアに走り込んだブライス・メンデスにパスを通したが、残念ながらこのシュートは相手DFに当たり枠には飛ばなかった。
その後も久保はエリア内右からとエリア外から2本のシュートを放つが、ゴールを奪えず。
久保は44分にも華麗なトラップで相手DFを抜くなど、完全に1対1では手が付けられないプレーを見せた。
64分、久保にビッグチャンスが訪れる。
カウンターからブライス・メンデスが逆サイドの久保にパスを送ると、久保はエリア内でDFのマークをずらしニアサイドにシュートを放つ。
しかし、残念ながらゴールマウスをは外れてしまう。
71分、久保はアリ・チョと交代しベンチに下がり、バースデーゴール&シーズン2ケタ得点とはならなかった。
その後久保に代わったアリ・チョが最終節ながらシーズン初ゴールを奪い、ソシエダが追加点を挙げた。
セビージャも77分にラメラが1点返すが同点弾は奪えず、2-1でソシエダが最終戦を勝利で飾った。
試合後は長らくチームを支えてきたイジャラメンディの引退セレモニーが行われ、キャプテンマークがオヤルサバル、イジャラメンディが背負っていた背番号4がスビメンディに引き継がれた。
果たしてソシエダは来季CLの舞台でどのような活躍を見せてくれるのか、来季もレアルソシエダと久保建英から目が離せないシーズンとなりそうだ。
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