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三笘薫,サッカー

日本代表、9月に敵地でドイツ代表と国際親善試合決定!久保&三笘中心でカタールW杯からの成長を見せる

写真:三笘薫(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
5月30日、日本サッカー協会は9月にドイツ代表と国際親善試合を行うと発表した。

ドイツ代表とはカタールW杯以来の対戦となる。

W杯では勝利したものの、試合内容自体は圧倒的に押されていた。

久保や三笘を中心とした新生日本代表がどれほど対等に戦えるのかが、注目ポイントだと言えるだろう。

W杯では主力ではなかった久保と三苫

日本代表には、世界に誇る才能を持つ久保建英と三笘薫という2人のスターが存在する。

しかし、2022年カタールW杯では、まだこの2人はチームの主力ではなかった。

鎌田大地や遠藤航、板倉滉、吉田麻也、酒井宏樹、長友佑都、伊東純也といった実力者やアグレッシブな守備ができるFWの前田大然らがチームの主力であり、久保と三笘は「才能は抜群で実力もあるが守備に難があるがゆえに大事な試合での起用は難しい」と評価されていたのだ。

それでも久保は、直前の親善試合で好調なプレーを披露し、ドイツ戦ではスタメンに名を連ねた。

しかし、「前半は僕たちと相手のやり方がマッチしていなかった」と言うように、トップ下のミュラーが久保サイドに降りてくる場面が多く、前半はほぼ人数不利の状況で守備に追われてしまった。

攻撃で違いを作ることができず、ハーフタイムで交代となったのだ。

対して三笘は、ベンチスタートとなり、57分に長友佑都に代わりピッチに立った。

それほど長い時間プレーはできなかったものの、堂安の得点の基点となるプレーを見せるなど、ある程度見せ場を作ることに成功した。

しかし、大会を通じて途中出場が基本となり、さらにWGではなくWBとしての出場となったことから、そのポテンシャルを存分に発揮できたとは言えなかった。

欧州で圧倒的な実績を残し今後は日本代表の2枚看板として期待される

W杯後、久保はレアル・ソシエダで、三笘はブライトンで大活躍し、選手としてのレベルもさらに高まった。

実力もさることながら、その自信溢れる姿は半年前の2人とは比べ物にならない。

もはや世界でも屈指のタレントとして知られる存在となっているため、当然ながら今後は久保と三笘を中心としたチーム作りがされていくはずだ。

W杯のドイツ戦では、前半圧倒的に押されながらも後半に攻撃的な選手を次々に投入し短時間で逆転に成功した。

しかし、試合全体をみれば、まだまだドイツ代表との実力差は大きいのは明白だった。

2列目に久保と三笘を配置した新生日本代表がいかにその差を埋めることができるのか、6月の代表2連戦、そして9月のドイツ戦でチェックしよう。

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