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堀之内聖(元浦和レッズ)の次なるキャリア。フットゴルフで日本代表へ
夢を叶えるために必要な最低条件は『努力をし続けること』
——引退後、レッズにスタッフとして戻ってくることになった経緯を教えてください。
レッズからはチームを離れる時も横浜FCとモンテディオ山形を退団することになった時もクラブスタッフとして戻ってこないかと打診されていました。僕も地元が浦和なので、戻りたいという気持ちはありました。山形退団後、引退するかどうか迷っている時もギリギリまで待つというお話をもらっていたんです。
——そこまで声をかけてもらえるというのも堀之内さんの人柄ですね!
レッズの戦略にハマってしまいました(笑)
慣れ親しんだ浦和レッズに再び戻ってきた
——浦和の魅力はどんなところにあると思いますか。
サッカーがこれだけ身近にある街はなかなかないと思います。それもレッズができる前から元々高校サッカーなども盛んな街でした。サッカーが根付いている土壌があるんです。
もちろん他にも埼玉には大宮アルディージャさんがあって、サッカー以外にも埼玉西武ライオンズさんや埼玉ブロンコスさんなどがありますから、スポーツ自体が盛んな場所として知られていくといいですね。
——現在、レッズではどのようなお仕事をされているのでしょうか。
法人営業ですね。うちはスポンサー様のことをパートナー様と呼ばせて頂いています。そういった企業が80社ほどあるので、既存のパートナー様をフォローしつつ、新規でチームをサポートしてくださる企業様への営業をしています。
——浦和の街を歩いていると声をかけられることもあるのではないですか。
もうないですね。レッズを退団して、2年別のクラブに行きましたし、引退してからも2年経って、レッズを離れて4年になりますから。
——休みの日は何をして過ごすことが多いですか。
今は基本的に日月休みです。犬を飼っているので散歩をしたり、奥さんと買い物に行ったりしていますかね。あとはゴルフとフットゴルフをしています。本を読むようにもなりました。特にビジネス本を読みます。Jリーグのビジネススクールの受講生のレベルが異常に高いんですよ(笑)元選手といえば僕と中田浩二(元選手・現鹿島アントラーズCRO)君を初め数名で、あとはさまざまな職種の方が集まっています。
——すごく勉強熱心なんですね。東京学芸大学卒という学歴を見てもそのことが分かります。
学生時代からサッカーだけをやっていて、テストの点数が悪いと自分の中でバランスがよくないと感じていました。高校も大学も第一志望に行けなかったから、というのもあるかもしれません。
——まさに文武両道ですね。
でも在学中にちゃんと勉強していたかどうかは経歴だけを見ても分かりませんよ(笑)ただ、卒業はしましたし、教員免許も持っています。
——最後に読者の方にメッセージをお願いします。
今も時々、小学校に行って夢を叶えるための話をさせて頂いています。夢を叶えるために必要な最低条件は『努力をし続けること』だと思っています。自分の夢に向かって努力できているのか、1日1回でも振り返ってほしいです。そうやって自問自答しながら、自分を高めていくことができれば、夢は叶うのではないでしょうか。
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