アンブロの大型研究施設・DISCが取り組むギア開発の実態【PR】

無駄を省き、機能美を生む

ー西田さん自身もサッカーをされているということですが、その中で「こういったウェアが作れたら良いのにな」と思うこともあるのでしょうか?

ありますね。でも、ウェアには正直できることの限度があり、ほぼ出尽くしているかなと。アートフレックスとも被るのですが、僕らやプロの人たちはインナーを重要視しているんです。僕自身もそうなのですが、年を取るとアンダーウェアが1つキーになるのかなと。

ーそれは上も下も、ですか?

そうですね。もっと言ったらカーフタイツもですね。体に密着したものの裏付けってこういった施設がないと取れないので、アンブロとしても何か1つ大きく打ち出していければなと思っています。

ーインナーは重要ですが打ち出し方が難しいというところもありますよね。最後に、西田さんが常にアンブロのサッカーのデザイナーとして意識しているものを教えてください。

無駄なものを省いて機能を可視化することと、それが良いデザインになることの両立を心がけて作っていきたいですね。日本のデサント社が持っているノウハウをうまく融合させて日本らしいアンブロを作っていきたいなと。デサントが持っている機能美というところに1つフォーカスして物作りはしていきたいなと思っています。

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