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天才ジョアン・フェリックスの新天地はニューカッスルか、それともアトレティコへの帰還か

写真:J.フェリックス(ロイター/アフロ)
5月18日、スペイン紙「マルカ」は、ポルトガル代表のジョアン・フェリックスがニューカッスルに移籍する可能性があると伝えた。

今冬にアトレティコ・マドリードからチェルシーにレンタル移籍し、チェルシーもレンタル延長を申し出ているが、フェリックスはCLに出場するクラブへの移籍を希望しているとのこと。

アトレティコに帰還する可能性もあるが、シメオネ監督との確執が噂されていることからも、来季はレンタル移籍もしくは完全移籍をするの可能性が高いと言えるだろう。

天才ともてはやされたジョアン・フェリックスも23歳に

将来のバロンドーラーとも期待され、ポルトガル代表では「クリスティアーノ・ロナウドの後継者」と目されていたジョアン・フェリックスも、すでに23歳と若手とは言えない年齢になってきている。

アトレティコ時代には、2年連続公式戦2ケタ得点など才能の片鱗を見せたが、シメオネ監督の目指すサッカーとの相性の悪さ(監督自体との相性の悪さ)もあり、完全にその才能を開花させることができなかった。

今季後半はレンタル移籍先であるチェルシーである程度の出場機会はあったものの、3得点0アシストと満足な結果は残せなかった。

やわらかくテクニック抜群のドリブル技術。

シュートの正確さ。

そして攻撃を活性化させるチャンスメーク力。

そのどれもがワールドクラスであることは間違いない。

端正なルックスとオーラはスター性抜群だ。

それゆえに、現在の状況を「もったいない」と感じているファンは多いはずだ。

資金豊富なニューカッスルならば完全移籍で獲得も可能

アトレティコへの帰還の可能性もあるが、シメオネ監督との確執がある以上は良い選択肢であるとは言えないだろう。

ただし、レンタル移籍ではその才能を十分に発揮できない。

アトレティコとは2019年に7年契約を交わしているため、完全移籍をするには1億ユーロ(約148億円)程度の移籍金が必要となる。

しかし、今回移籍先として浮上したニューカッスルであれば、資金豊富なゆえにその移籍金額を支払うことも可能だろう。

ニューカッスルは来季のCL出場の可能性も高く、来季はプレミアリーグ制覇も本気で狙っている。

フェリックスが移籍しスタメンを奪い取ることができれば、欧州の表舞台に再び戻れるはずだ。

果たしてフェリックスの今夏の移籍先はどこになるのか、その動向に注目しよう。

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