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遠藤航(写真:ロイター/アフロ)

最高峰のシティ対リヴァプールの頂上決戦で遠藤航が圧倒的パフォーマンス!試合は引き分けでアーセナルが首位浮上

遠藤航(写真:ロイター/アフロ)
3月10日、プレミアリーグ第28節「リヴァプール対マンチェスター・シティ」の一戦が行われ、1-1の引き分けに終わった。

白熱した世界最高峰の試合に日本代表MFの遠藤航はスタメンフル出場し確かな存在感を放った。

この結果、リヴァプールとシティは1つずつ順位を下げ、今節ブレントフォードに勝利したアーセナルが首位に浮上した。

遠藤航はこの試合の活躍で一躍世界最高峰のアンカーに

世界一の中盤と言っても過言ではないマンチェスター・シティの中盤を相手に、遠藤は圧倒的な存在感を示した。

デ・ブライネやロドリといったトップオブトップの選手たちに常にプレスをかけ続け、何度もボール奪取をしてみせた。

遠藤の活躍はプレスによるボール奪取だけではなく、何度もビルドアップでも素晴らしいプレーをみせた。

83分、最終ラインまで下りてボールを持つと、ジョー・ゴメスに素晴らしい縦パスをつける。

「潰し屋」としての仕事だけでなく、ビルドアップでも存在感を放った遠藤は、この試合のベストプレイヤーの1人と言っても過言ではないだろう。

後半アディショナルタイムには積極的に前線に上がり、エリオットからのアーリークロスをバックヘッドで後方にフリックする。

得点こそ生まれなかったものの、この流れからビッグチャンスが生まれた。

もしも得点が生まれたならば、遠藤のバックヘッドは最大級の賞賛を浴びていたはずだ。

試合はシティの意外性あるCKからストーンズが得点し先制するも、リヴァプールはヌニェスが獲得したPKをマクアリスターが決めて同点とする。

結局試合はドローとなったが、「今季のプレミア最高の試合」と評するに値する試合だったといえるだろう。

超ハイレベルなプレミア優勝争いは終盤までもつれる予感

アーセナル、リヴァプール、マンチェスター・シティの3クラブによるハイレベルなプレミア優勝争いは、まだまだ続きそうだ。

今節でアーセナルが首位に浮上したものの、アーセナルとリヴァプールが勝ち点64で並んでおり、シティも僅か1差の勝ち点63となっている。

プレミアリーグは残り10試合となった訳だが、「2連覇を達成したいシティ」、「クロップに有終の美を飾らせたいリヴァプール」、「昨季の雪辱を果たしたいアーセナル」とどのクラブも優勝へのモチベーションはMAXだ。

果たしてこの世界最高の優勝争いを制するのはどのクラブとなるのか、今後の展開に注目しよう。

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