写真：モドリッチ（提供：ロイター/アフロ）
4月18日、CL（チャンピオンズリーグ）準々決勝第2戦「チェルシー対レアル・マドリード」の一戦が行われ、2-0でレアル・マドリードが勝利した。
第1戦も2-0で勝利していたため、合計スコア4-0と完勝となり、危なげなく準決勝進出を果たした。
準決勝の相手は、バイエルンorマンチェスター・Cの勝者となる。
ロドリゴの2得点で新体制3連敗中のチェルシーに完勝
新体制3連敗中のチェルシーにとっては、かなり厳しい相手だった。
ポゼッションこそチェルシー52％対レアル48％とほぼ互角だったが、フィニッシュワークでは如実に違いが出てしまった。
ファーストレグを2-0デ勝利していたことも大きな要因であると言えるだろう。
レアルは落ち着いたゲーム運びで前半を0-0で折り返す。
後半に入ると、レアルのロドリゴが違いを見せつける。
58分、右サイドで抜群のファーストタッチでチェロバーを振り切ると、エリア内に侵入し中央へ折り返す。
このボールを受けたヴィニシウスは、冷静に中央で待ち構えていたロドリゴに通すと、これをロドリゴが落ち着いてゴールに蹴り込みアウェーのレアルが先制した。
さらに80分、右サイドのヴィニシウスが中央のバルデルデにパスを通すと、バルベルデはエリア内に一気に進入、最後は左足で中央に折り返しロドリゴがゴールに流し込み、追加点を奪った。
ヴィニシウス、ロドリゴ、バルベルデ、ベンゼマといった攻撃陣がそれぞれハイクオリティな攻撃を演出し、チェルシーを粉砕したのだ。
37歳のモドリッチもフル出場を果たし、これまでと変わらずハイレベルなプレーを披露した。
準決勝の相手はバイエルンorマンチェスター・Cの勝者、事実上の決勝戦か
CL連覇を狙うレアル・マドリードは、危なげなく準決勝に進出した。
しかし、準決勝の相手はバイエルンもしくはマンチェスター・Cの勝者となるため、次は簡単にはいかないだろう。
準決勝の相手はファーストレグで3-0と圧勝したマンチェスター・Cとなる可能性が高い。
デ・ブライネとハーランドの強力コンビを止めなければならないため、レアル守備陣の奮闘がカギとなるはずだ。
準決勝ファーストレグは5月9日or10日、セカンドレグは5月16日or17日に行われる。
世界最高峰の戦いに要注目だ。
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