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ソン・フンミン,サッカー,韓国

アジアカップ決勝で対戦する可能性の高い韓国代表、選手層は薄いがスペシャルな選手が各ポジションに存在

写真:ソン・フンミン(提供:AP/アフロ)
1月12日からカタールで行われる「AFCアジアカップ」がいよいよ近づいてきた。

日本代表も1月6日にカタールのドーハで初の野外練習を行った。

開幕戦はグループAの「カタール代表対レバノン代表」となり、日本代表は3日目となる1月14日にFIFAランキング94位のベトナム代表と対戦する。

日本代表は優勝候補筆頭と目されているが、虎視眈々と優勝を狙っているのが、永遠のライバルである韓国代表だ。

グループ分けからすると、韓国代表とは決勝で相まみえる可能性が高い。

屋外練習初日ということもあり全体練習を外れる選手も多い

1月6日から始まった屋外練習。

初戦のベトナム代表との試合まで1週間以上あり、所属クラブから合流間もないということで別メニュー調整をする選手が多かった。

板倉滉は7日に合流予定で不参加となり、負傷中の三笘薫や久保建英は不参加、冨安健洋は屋内で別メニュー調整だった。

キャプテンの遠藤航や旗手怜央、中山雄太、前田大然らも全体練習を早めに切り上げ軽めの調整に切り替えた。

カタールは気温が20℃を超える日も多いゆえに、まずは「気候への順応」がテーマとなることだろう。

世界屈指の名手が複数人参加する韓国代表

韓国代表は1956年大会、1960年大会でアジアカップを制しているが、それ以降60年以上優勝していない。

日本代表は1990年以降4回優勝していることを考えれば、意外な結果であるといえるだろう。

しかし、今大会の韓国代表は十分に優勝を狙える戦力を有していると考えられる。

選手層で考えれば、欧州で活躍する選手がほとんどである日本代表に軍配が上がるが、「主力選手の質」で考えれば日本代表を上回っている可能性もある。

アジアナンバーワン選手であり、プレミアリーグ得点王の実績を持つソン・フンミン。

世界的強豪バイエルン・ミュンヘンのレギュラーCBであるキム・ミンジェ。

エムバペ擁するパリ・サンジェルマンに移籍し10月以降コンスタントにスタメン出場しているイ・ガンイン。

ウルヴァー・ハンプトンに所属し今季プレミアリーグですでに10得点を挙げているファン・ヒチャン。

他にもマインツで活躍するイ・ジェソンなども参加しており、優勝を狙える戦力であるといえるだろう。

日本代表と韓国代表共にグループステージを1位通過する可能性が高いため、決勝トーナメントで対戦するとしたならば決勝戦となる。

果たして優勝するのは日本代表か、それとも韓国代表か、はたまた違う国となるのか、要注目だ。

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