サッカーのすね当ての役割や種類、ズレない為の方法とは?
サッカーをプレーする上で必ず装着しなければならないのが「すね当て」です。
試合当日に忘れてしまい焦った経験があるという人も多いのではないでしょうか?
すね当ては、安全にプレーするためには欠かせないサッカー道具ですが、多くのプレイヤーが困ってしまう問題点があります。
それは、「すね当てがズレてしまう」という問題です。
この記事では、そんな「サッカーのすね当ての役割や種類、ズレない為の方法」について解説していきたいと思います。
すね当てとは?
すね当ては、サッカーをプレーする人(フットサルも含む)の脛(すね)を守る道具です。
サッカーというスポーツは、ほとんどのプレーを足で行いますし、スライディングやタックル、シュートブロックなどの際に激しく接触することも多かったりします。
どちらのチームもボールを保持していないこぼれ球を拾う瞬間などは、かなりのスピードでぶつかってしまう可能性もあるので、皮膚と骨の間にほぼ筋肉がない脛部分は大ケガをするリスクがあるのです。
すね当てを装着することで、それらの衝撃から身を守ってくれるので、選手はアグレッシブにプレーできるわけです。
ちなみに、日本サッカー協会の競技規則(第四条)にも、すね当ての着用義務の記載があります。
試合前には必ず審判が全選手がすね当てを装着しているかどうかをチェックしています。
すね当ての装着方法
すね当ての装着方法は至ってシンプルで、サッカーソックスの中に差し込むだけとなります。
ただし、すね当ては「右足用」と「左足用」でしっかりと分かれているので、間違えないように装着する必要があります。(「L」や「R」と表記されている物がほとんどです)
すね当ての種類
すね当てには、ハードタイプとソフトタイプの2種類に分かれています。
ハードタイプは、表面がプラスチックや合成樹脂などの硬い素材でできていて、形状が変化しません。
これに対してソフトタイプは、表面がポリエステルやスポンジゴムなどを柔らかめの巣材を使用しているので、形状が若干変化するようになっています。
また、ゴールキーパーの場合はフィールドプレーヤーとは違うGK専用のすね当ては販売されています。
レガースやシンガードとは違うの?
すね当てには、「レガース」や「シンガード」という違う呼び名があったりします。
これだけ違った名前だと、「形は同じだけど実は違うのかな?」と思ってしまいますが、3種類とも全く同じ物です。
「すね当て」は、日本語で言う際の名称で、「レガース」は、「Leg Guards」という英語が若干崩れた名称。
そして「シンガード」は「Shin Guards」という英語となっています。
長年サッカーをしていると、何度か「すね当てとレガースって同じだよね?」という会話になったり、「すね当て以外の呼び名は何でしょうか?」とクイズを出されることもあるかもしれないので、頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。
Follow @ssn_supersports