サッカーにおけるハンドは故意でなければ反則にならないの?

VARの導入によって故意かどうかの判断の精度もUP

2022年現在では、世界中で「VAR(Video Assistant Referee)」が導入されるようになりました。

このシステムは、フィールド上の審判とは別の場所にいる審判員が映像を見ながらフォローをするものです。

主審が必要だと感じたプレーに対してVARシステムが使われ、映像を見ながらジャッジの決定を確認します。

その都度プレーが止まってしまうので、すべてのプレーに使用することはできず、「明白な間違い」をなくすためにシステムであると言えるでしょう。

特にペナルティーエリア内のハンドの判定は、試合の結果に大きく影響を与える為、VARが使われることが多くなります。

このシステムが導入されていることで、②と③のような基準はあれど判断が難しいプレーに対して精度の高い判定が下せるようになったのです。

まとめ

今回は、「サッカーにおけるハンドは故意でなければ反則にならないの?」という疑問について解説してきました。

・ボールやその進行方向に対して手や腕が動いているか

・手や腕が体の幅を広げるような位置にあるか

・手や腕がプレー状況に応じた自然な動きか

サッカーの試合では、基本的には故意でなければハンドの反則になりません。

しかし、その判断は非常に難しいため、上記のような判断基準が設けられています。

サッカーを現地で観戦する際や、TVで観戦する際(もちろん自分がプレーする際も)にハンドのようなプレーが起こった際は、ぜひこの3つのポイントに照らし合わせてみましょう。

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