
冬キャンプに必須のストーブおすすめ31選|小型・おしゃれなものまでプロ厳選【2023】
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冬キャンプはストーブ必須!防寒対策は念入りに
出典:DOD
寒い時期のキャンプでは、防寒対策は最重要!昼は暖かくても、日が落ちると一気に寒くなるため、防寒具や厚手のシュラフ、焚き火の準備は欠かせません。しかしそれだけでは寒さを満足にしのげない場合も…。
そのようなときにあると便利なのがアウトドア用のストーブです。近年はキャンプ場で使いやすいストーブも増え、冬キャンプのハードルがぐっと下がりました。とはいえ、石油やガスを使用するストーブも多く、換気やストーブとの距離の確保など、安全面に気をつけながら楽しむ必要があります。
アウトドア用ストーブの代表的な4タイプ
アウトドアでよく使われるストーブの中にも、薪、石油、ガス、電気と大きく分けて4種類があります。それぞれの特徴を知った上で使うシーンによって最適なものを選ばないと、せっかく持参しても役に立たないことも。メリット、デメリットを、アウトドアアドバイザー・寒川一さんに教えてもらいました。
種類 | 薪ストーブ | 石油ストーブ | ガスストーブ | 電気ストーブ |
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メリット | ・寒冷地でも暖をとりやすい ・天板で調理ができる |
・燃料が入手しやすい | ・温度調整しやすい ・速暖性が高い |
・安全性が高い |
デメリット | ・煙の処理など配慮が必要 ・本体が高温になる |
・独特のニオイがする | ・暖められる範囲が狭い | ・電源が必要 |
薪ストーブ
出典:PIXTA
薪ストーブは、名前のとおり薪を燃やして周囲の空気を温める仕組み。寒冷地でも暖をとりやすいのがメリットです。ストーブ本体がかなり高温になるため、ストーブの上に鍋をのせれば調理もできます。直火と違い、熱伝導でじっくりと調理するため焦げ付きにくく、おでんやシチューなどの煮込み料理にぴったり。
また薪をゆっくりとくべたり炎の揺らめきに癒やしを感じたりと、アウトドアならではの楽しさを感じることもできます。
デメリットは、まわりへの配慮がほかのストーブよりもいること。煙が出るため、まわりのテントに煙がいかないようにサイトを設営する位置にも注意が必要。テント内で使用する場合は、煙突穴周辺に耐熱・難燃素材が使われたものでないと穴が空くリスクもあります。
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石油ストーブ
出典:PIXTA
石油ストーブの燃料は「灯油」。ガソリンスタンドで販売されているケースも多く、燃料が入手しやすいのでキャンプで愛用する人も多くいます。また、薪ストーブほどではありませんが炎の揺らめきを楽しむことも可能。
石油ストーブには「対流式」と「反射式」があり、対流式は空間全体を、反射式はストーブの前を中心に暖めてくれます。長時間利用したい場合は対流式、すぐに温まりたい場合は反射式など、目的によって選ぶのがよいでしょう。
デメリットは、灯油を使うため、使用時に独特のニオイがすること。
ガスストーブ
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ガスストーブは薪や石油に比べて、点火してからすぐにまわりを暖められる速暖性が魅力。寒くてすぐにでも暖をとりたいときに便利で、ガスの噴出量で火力を絞りやすいので温度調整がしやすいというのもメリットです。
ただ、薪などに比べるとどうしてもパワーは落ちるため、十分に暖まるためにはかなりの燃料が必要。また、ガス自体が寒さに弱い特徴があるため、高所や寒冷地、真冬には向かないアイテム。「朝晩の冷え込みが少し心配なので、念のために小さな暖房を持って行きたい」という状況に最適です。
電気ストーブ
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自宅などで使っている人も多い電気ストーブは、火を使わないため安全性が高く、手軽に使えるのがメリット。電源に繋いでスイッチを入れるだけと、扱いやすさは群を抜いています。
ただ、電気が必要なため、電源付きのサイトやポータブル電源がないと動かすことができません。ガスストーブと同様、薪や石油と比べると暖かさはダウンします。
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