最高の一瞬『成長の速さ_ワーナー・ディアンズ(ラグビー)』

 

リーグワンの東芝ブレイブルーパス東京に所属し、ロックを務めるワーナー・ディアンズ選手です。ニュージーランド出身で、まだ20歳。

 

写真は流経大柏高校時代の花園の全国高校ラグビー大会のものですが、彼はこの後高校卒業後、大学を経ずにすぐにブレイブルーパスへ入りました。そして東芝での公式戦出場のないまま、日本代表にも選ばれて初キャップを獲得します。

 

そして昨秋、母国のオールブラックスとの戦いで、トライを取ってしまうという驚きのストーリーです。

 

お父さんがNECのS&Cコーチをやるということで、14歳で一緒に日本に来ました。ニュージーランドではラグビーやほかのスポーツもやっていましたが、日本の高校からラグビーに専念しました。

 

1年のときは花園のメンバーにも入っていませんでしたが、高2で良くなって、高3ではすっかりチームの中心でした。

 

「鉄は熱いうちに打て」のことわざ通り、若い選手はすぐに成長します。本格的にラグビーを始めて、4年でオールブラックスからトライ。その成長度合いにものすごく驚かされました。

 

 

▼斉藤健仁(さいとう・けんじ)

1975年生まれ、千葉県育ち。大学卒業後、サラリーマンを経て写真も撮影するスポーツライターに。WEB、雑誌等でラグビーやサッカーを中心に取材、執筆。ラグビーW杯は2003年から5回連続取材し、サッカーW杯やユーロ、夏季五輪にも赴く。

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