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地域へ、新たな価値を。シアトル・サウンダーズFCと先住民族がパートナーシップ提携

メジャーリーグサッカー(北米プロサッカーリーグ)に加盟するシアトル・サウンダーズFC。2022年9月8日、アメリカ先住民のPuyallup部族が運営するカジノEmerald Queen Casino(以下、EQC)とのパートナーシップ提携を発表しました。

NEWS | We have entered into a multi-year pitch naming rights partnership with the Puyallup Tribe of Indians’ Emerald Queen Casino (EQC), as the team proudly unveils the Emerald Queen Casino Pitch at Lumen Field.

📝 pic.twitter.com/7P3M7eG5RC

— Seattle Sounders FC (@SoundersFC) September 7, 2022

今回の提携によって、EQCがサウンダーズのホームスタジアムの命名権を獲得。新たに、Emerald Queen Casino Pitch at Lumen Fieldとなります。

同時に、共同でPuyallup部族向けの独自のプログラムも開催されます。小学校では、サッカーを通じた人材教育プログラムを低学年と高学年それぞれで開催。

中学校・高等学校では、サウンダーズが連携しているスポーツメディア人材育成機構のRAVE Foundation Sports Media Instituteでの、スポーツメディアや報道関連の夏期講習、2週間のスポーツメディア部門での職場体験(中学校3年生対象)を予定しています。参加生徒には交通費も支給されるといいます。

他にも高校卒業後の選択肢として、サウンダーズのさまざまな部署でのインターンシップも可能になります。

先住民居住地の中で生活する子どもたちにとって、今回の取り組みは将来への新たな選択肢を生み出すはずです。今回のような、地域と密着し価値を提供するパートナーシップのあり方が広がることを願ってやみません。

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