最高の一瞬『練習の虫_石川遼(ゴルフ)』

皆さんは鮮烈なアマチュア優勝を飾った「ハニカミ王子」石川遼に、どんなイメージを持たれているでしょうか?

高校生でアマチュア優勝を飾り、2019年12月の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」優勝で、ツアー史上最年少(28歳82日)で生涯獲得賞金10億円を突破。経歴だけを見れば順風満帆な人生ですが、決して才能だけでここまできたわけではありません。ゴルフ業界の中で、石川は「練習の虫」として知られているのです。

写真は2018年「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」における1枚です。同大会でも遅くまで練習している姿が見られましたが、先日、石川に尋ねたことがあります。

「なぜそんなに練習するの? 飽きない?」

「なぜ村上さんは写真を撮り続けるのですか?」

「いい写真を撮り続けたいからかな」

「同じです。僕もゴルフがうまくなりたい。うまくいかないから練習するんです。終わりはないですよ」

2018年秋といえば米国男子ツアーでシード権を確保できず、日本に戻ってもうまくいかなかったころ。そのころの苦悩が見られる1枚ですが、2019年、復活の3勝を挙げた裏側には、こんな努力があったわけです。

▼村上航(むらかみ・わたる)

1972年埼玉県出身。東京ビジュアルアーツ卒業後、スポーツ写真のフォトグラファーとして活動を開始。1998年よりゴルフメディア『パーゴルフ』のフォトグラファーとして男女ツアーを中心に担当。ゴルフのほかにもテニスやサッカーなども撮影経験がある。

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