THINK SPORTS『緊張を力に変える』
スポーツには「緊張」が伴う。
対戦する相手に勝ちたい。過去の自分の記録を上回りたい。スポーツをするうえで自然に出てくる感情だが、その理想の結果を実現したいあまりに、「うまくいくのかどうか」で緊張が出てくるのだ。
そして、その「緊張」のために、いいパフォーマンスができずに結果が出ず、悩む人も多くいる。
最新のスポーツメンタルの研究では、緊張などの「感情」とそれに伴うドキドキするなどの「身体反応」は、ゼロにはならないことがわかっている。
そのため、頭のなかで言葉を思い浮かべる「思考」と、他人からもわかる体の動きである「行動」の2つで、緊張をコントロールすることが必要だ。
さまざまな方法があるが、例えば「思考」では、自分の良いプレーを想像するイメージトーレニングや、70%のプレーで何ができるかを考えるプラン立てなど。「行動」では自分のルーティンを作ったり、顔を上げる、「よし試合モードだ!」などポジティブな言葉を出してみたりなど。
緊張するのは当たり前なのである。これからはそうした「緊張を力に変える」のが、スポーツを楽しむ人の新スタンダードだ。
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