
ゴルフにおける「エース」とは?ホールインワンとはどう違うの?
ゴルフを長年プレーしていると、「ホールインワンをしてみたいな」という欲が出てきたりもしますよね。
しかし、実際にホールインワンを出すのは本当に難しいものなので、人生で一度もできない人が大多数となっています。
そんなホールインワンは、実は「エース」と呼ばれることもあります。
あまり聞き慣れない言葉ではありますが、ゴルフ界では当たり前のように使われています。
この記事では、そんなゴルフにおける「エース」について詳しく解説していきたいと思います。
エースとホールインワンの違い
結論から先に言えば、「エース」と「ホールインワン」はまったく同じ意味で、違いはありません。
どちらもティーショット(第一打)でカップにボールを入れることを指します。
一般的な知名度は「ホールインワン」の方が圧倒的に高く、「エース」はホールインワンの別名のようなものだと言えます。
ゴルフの18ホールの中には、必ず「パー3」がいくつか存在します。
パー3は、250ヤード以下のホールで、規定打数が3打で設定されています。
中には200ヤードを切り100ヤード台のコースもあり、それゆえにエースを取れる確率も非常に高くなっています。
プロ、アマチュア問わず、これまでにエースを成功させた人のほとんどが、このパー3のショートホールとなっています。
ちなみに、251ヤード~470ヤードのミドルホールでエースを出した人も少数ですが存在しますし、過去には471ヤード以上のロングホールでのエースを記録した人もいます。
これは2002年7月4日にアメリカのコロラド州にあるゴルフコースで実際に起こりました。
9番ホールの517ヤード(パー5)で、マイケル・クリーン氏がエースを達成させたのです。
また、最高齢のエースは103歳の超高齢者であるガス・アンドレオン氏によって2014年に達成されています。(113ヤードホール)
なんとアンドレオン氏にとってこれが人生で8回目のエースだというから驚きですよね。
エースの確率
エース(ホールインワン)のニュースというのは、ゴルフを行っている人であればちらほら耳にしたリするかと思います。
同じ会社や取引先企業の人がエースを出したことがあると聞いたリ、一緒にラウンドを回っている人がエースを出したことがあるという人ももしかしたらいるかもしれません。(ごくまれに、本人がエースを出したことがあるというケースもあるでしょう)
エースの出る確率で考えてみると、アマチュアであれば「15,000分の1~20,000分の1」程度だと言われています。
毎週のようにラウンドしたとしても、エースを出しやすいパー3のティーショットの数は数十年で1,000回~2,000回程度なので、エースがいかに難しいことなのかがわかりますよね。
ちなみに、この確率はあくまでもアマチュアのゴルファーの確率であり、プロゴルファーになると一気にその確率が高まります。
およそ1,000分の1~2,000分の1程度であると言われているのです。