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笹生優花&ネリー・コルダが2日間同組を終えて ネリーからかけられた言葉は…

<CMEグループ・ツアー選手権 2日目◇17日◇ティブロンGC(フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>

初日に続きネリー・コルダ(米国)と回った笹生優花。2日目を「69」とし、トータル7アンダーの16位タイで、3日目に臨む。首位がトータル14アンダー、伸ばしきれなかった感は否めないが、それでも「楽しく回れた」と、元世界ランキング1位とのゴルフは充実したものだった。

仲良く話しながら18ホールが進んでいく。ともにハードヒッターの二人。笹生がいきなり魅せた。出だしの1番パー5では200ヤードのセカンドをユーティリティで2オンに成功しイーグル。17番パー5でも2オンし、豪打でスコアを伸ばした。一方のネリーは連日の5バーディ(1ボギー)でトータル8アンダー。ついて回ったファンには魅力的な2サムだったことは間違いない。

トータル7アンダーで並んで迎えた最終ホール。ここでネリーがバーディ、笹生がバーディを逃したことで3日連続同組とはならなかったが、「また最終日にね」と、ネリーから笹生に声がかかった。ラウンド中には寡黙にプレーする印象の強いネリーだが、笑いも聞こえる笹生との楽しいラウンドだったのは確かなよう。それだけでなく、好位置で大会を折り返し、最終日の優勝争いで会おうという意味も込められているはずだ。

「今日のミスをしっかり直して、あしたは頑張りたい」とビッグスコアを目指す3日目。ネリーからかけられた「また最終日に」との約束を果たすため、土曜日も攻め続ける。(文・高桑均)

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