• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 金網が邪魔でスイングできないときの救済方法とは? 「障害物」の基本的な考え方も紹介

金網が邪魔でスイングできないときの救済方法とは? 「障害物」の基本的な考え方も紹介

1.【Q】金網が邪魔でスイングできないときに救済は受けられますか?

OB方向に飛んで行ったボールを見に行ったところ、金網に当たってボールが残っていました。しかし、テークバックすると金網に当たる状況。ほとんどテークバックせず無理して打ちましたが、こういった状況でボールを動かすことはできたのでしょうか?

【A】金網や防護ネットがOB杭の内側にあれば救済を受けられる。

OBやペナルティーエリア以外のコース上にある金網や防護ネットは「動かせない障害物」に該当するため、スタンスとスイングの物理的な障害となるときに無罰で救済を受けられる。

ただし、隣接ホールやOBゾーンとの「境界物」として定められている金網については、動かせない障害物とみなされないため救済は受けられないので注意しよう。

2.金網や防護ネットが邪魔なときの受け方

OBやペナルティーエリア以外のコース上にある金網・防護ネットがスイングの邪魔になるときは、以下の手順で救済を受けよう。

  • ・スイングできるニヤレストポイントを決める
  • ・1クラブレングス以内の救済エリアにドロップする

スイングできるニヤレストポイントを決める

金網や防護ネットに当たらないようにスイングでき、ピンに近づかない、元のボールの位置から一番近い地点を定め、ティやグリーンフォークなどをその場に立てよう。救済を受けるときにニヤレストポイントを決めることは基本だが、金網から遠ざかる必要があるこのケースではかなりボールを動かせる。きちんとスイングの邪魔にならないところをニヤレストポイントに設定しよう。

1クラブレングス以内の救済エリアにドロップする

ニヤレストポイントを基点にして、パター以外のクラブで一番長いクラブ1本分の長さの地点にティなどを立てて救済エリアを決めた上で、膝の高さからドロップしよう。ドロップしたボールが救済エリアの範囲に収まれば救済完了となり、プレーを再開できる。

ボールを正しくドロップしたにもかかわらず、ボールが救済エリアに収まらない場合は再度ドロップ。それでも止まらなかった場合は、再度ドロップしたときに最初に地面に触れた箇所にプレースしてプレーを再開しよう。

関連記事