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マキロイはゴルフ人生の“バックナイン”突入?「10番か11番くらいかな」

キャリアの節目にさしかかっていると話すローリー・マキロイ(撮影:GettyImages)

<コグニザント クラシック in ザ・パームビーチズ 初日◇29日◇PGAナショナルR&S チャンピオンC(米フロリダ州)6,972ヤード・パー72>

ローリー・マキロイ(北アイルランド)は数週間前からアイアンの調子が悪く、それが10番の2打目であらわれた。1打目(324ヤード)をフェアウェイ左にドライブすると、いい位置から狙ったはずが、グリーン左のバンカーに落とした。ここではバーディを決めたが、アイアンと戦う一日となった。それでも初日を4アンダー・暫定16位タイで終え、「ここでの67はまずまずのスコア。(アイアンが良ければ)もうちょっといいスコアで回れたかもしれない」と振り返った。

PGAナショナルリゾートは、午後になると強風が吹く難関コース。早い時間のスタートだったマキロイは「今日は易しかった。これ以上簡単にはならない」と、風のない良コンディションだったとコメントした。

20カ月連続で世界ランクトップ10入りを果たしているマキロイは、5月で35歳の誕生日を迎える。「2007年にプロ転向して、今年で17年目。もう17年やったら51歳になる。もうちょっとで(キャリアの)折り返し地点だと思う。多分10番グリーンか11番のティグラウンドくらいかな」とゴルフ人生の“バックナイン”に入っていると語った。

マキロイは175cmと上背はないが、今季のドライビングディスタンスでは6位(311.2ヤード)にランクイン。大会初日には平均327.1ヤードで全体2位に入っている。飛距離を維持できるかについては「17年は無理だね。だけど、後10年くらいはできるんじゃないかな」と自信をのぞかせた。

マキロイが今大会を制したのは2012年。今年2勝目を挙げれば、大会最長のブランク記録となる。現在この記録は1987年と98年に優勝したマーク・カルカベッキア(米国)が持っている。

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