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2年連続で“16番の女王”に 岩井千怜がビッグなボーナス500万円をゲット!

岩井千怜は今年も16番を“制し”、2年連続で500万円のビックボーナスを手に入れた(撮影:上山敬太)

<リシャール・ミル ヨネックスレディス in 朝霧 最終日◇4日◇朝霧ジャンボリーゴルフクラブ(静岡県)◇6687ヤード・パー72>

500万円の賞金がかかる16番ホールベストスコア賞。開催コースは昨年と異なるが、大会を主催するヨネックスとクラブ契約を結ぶ岩井ツインズの妹・千怜が2年連続で獲得した。特別協賛を務めたリシャールミルジャパン株式会社から贈られる。

最終日はサスペンデッドになった第1ラウンドの再開からスタート。首位と1打差の5アンダー・4位タイで9ホールの決勝ラウンドへと進んだ。だが出だし10番をボギーとして後退。「1ホール1ホールに入り込みすぎちゃって、1つのボギーで自分の気持ちが乱れてしまった」と、14番もボギーとしてV戦線からは脱落してしまった。

だが、続く15番でひとつ戻して16番へ。第1ラウンドの16番でバーディを奪っていた岩井は、ティイングエリアから狙っていた。ティショットを残り164ヤードまで運び、7番アイアンでの2打目はピン奥3メートルにつけた。「これを獲ればもしかしたらチャンスがあるかもって。結構集中しました」というバーディパットを決めきり、500万円を獲得した。

副賞の使い道について聞かれると「去年もなにも買わなかったし、今年も買う予定がなくて」とキッパリ。「物欲もそんなにない。欲しいものが見つかったらその時に使おうと思います」と、20歳ながら“倹約家”の一面ものぞかせる。

見せ場もつくったが、最終ラウンドはスコアをひとつ落とし、トータル4アンダー・12位タイに後退してホステス大会を終えた。悔いを残しながらも「来週からも上位争いできるように頑張りたい」と気持ちを切り替える。

また、決勝ラウンドでは姉・明愛と同組になったことも注目されたが、その明愛も2つ落としてフィニッシュ。「千怜と一緒に回れてすごい楽しかった。もう少し優勝争いをしたかったから悔しい」と唇をかむ。「アイアンショットとアプローチとパターがまだまだなので、また練習して来週頑張ります」と次戦を見据えた。

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