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荒木優奈は初出場でオーガスタへ! 両親から祝福と激励、同級生からもたくさんのメッセージが届く

たくさんの激励を受け、残り1日に挑む荒木優奈(撮影:ALBA)

<オーガスタナショナル女子アマチュア(決勝) 事前情報◇31日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇ 6310ヤード・パー72>

オーガスタ女子アマ初出場の荒木優奈(日章学園高2年)は、2日間36ホールの予選ラウンドをトータルイーブンパー・14位タイで終えて、オーガスタ・ナショナルGCで行われる決勝ラウンドにコマを進めた。

「あんまり納得できるプレーではなかったんですけど、流れが悪くてカットラインのところまでいって、そこから切り替えたら最後の3ホールでバーディが2つ獲れてイーブンに戻せたのは良かった」。そう2日目を終えて振り返った。

「お父さんが早起きして見ていた」というマスターズの舞台。「松山英樹選手が勝ったのが印象に残っています」という。練習ラウンド前には「13番がきれいだし行ってみたい」と語っていた。

実際に回ってみて「アップダウンが激しくてグリーンのアンジュレーションがすごくて、難しいんですけどすごく楽しかった。ピンを真っすぐ狙うんじゃなくて、傾斜を使って狙うところがあってすごく楽しかったです」と話し、テレビで観ていた舞台でのプレーに心を躍らせた。

周りからの反響の大きさも、オーガスタでプレーできる価値をさらに高めている。「お父さんからは2オーバーまでいったときに、ドキドキするから本当にやめてって言われて(笑)。通過できて良かったねと。お母さんからもラインが来て、『よく頑張ったね、次も頑張れ』と連絡が来ました」。そして、同級生たちからも「予選通過おめでとう」、「オーガスタいいなー」とたくさんのメッセージが荒木に届いた。

あすはいよいよ決勝の18ラウンドを戦う。「やっぱり1つでも順位を上げて笑顔で帰りたいので、自分の納得できるプレーを最終日こそはできたらいいなと思います」。JGAナショナルチームに所属して国際大会での経験が豊富な17歳が、両親や同級生たちの応援を背にオーガスタに挑む。(文・下村耕平)

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