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まさかの「77」で予選落ち濃厚! ローリー・マキロイのキャリアグランドスラムは来年以降に持ち越しか

<マスターズ 2日目◇7日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7545ヤード・パー72>
 
世界4大メジャーで獲れてないタイトルはこの「マスターズ」だけ。ローリー・マキロイ(北アイルランド)のキャリアグランドスラム達成は、来年以降に持ち越しになりそうだ。

昨年は最終日の猛チャージでマスターズ自身最高の2位に入り、悲願達成目前まで迫ったマキロイ。同じ年に米ツアーと欧州ツアーの両方で年間王者に輝き、今季に入っても米ツアー1勝、欧州ツアー1勝、2週前の「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」で3位に入るなど好調を維持していた。ところが今年のマスターズ初日は、トップと7打差のイープンパー・37位と出遅れてしまう。
 
「明日は素晴らしいゴルフをして、あの大きな白いスコアボードに戻ることができると思う」と2日目の巻き返しを図ったが、一度もリーダーボードに名前が載ることはなく、2バーディ・7ボギーの「77」でホールアウト。トータル5オーバーは暫定61位タイで、50位タイまでの予選カットラインに3打足りない状況となっている。
 
きょうは2番パー5で3打目をグリーンオーバーさせてボギーが先行。3番でもボギーを叩き最初の3ホールでいきなり2つ落とした。その後、6、7、11番でもボギーがきて、この時点でトータル5オーバーに。13番パー5でようやく最初のバーディ。15番パー5でもバーディを奪って2つスコアを戻したが、続く16番パー3ではティショットをグリーンオーバー、最終18番パー4ではティショットを右の林に入れてボギーとしてしまった。
 
午後から強い風が吹き、気温がグッと下がったことで、カットラインがトータル5オーバーまで下がる可能性もあったが、2度の中断ののちに順延が決まったことで、かなり薄い望みになったと言わざるを得ない。月曜日の練習日にマキロイは、マスターズを5度制しているタイガー・ウッズ(米国)と練習ラウンドし、「ローリーが勝つのは時間の問題」と言わしめていたが、それは今年ではなくなりそうだ。

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