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前週惜敗の仁井優花は“気負わず”作戦でトップ10浮上! 明日からも「自分のリズムだけを考えて」

「ショットの調子がいい」仁井優花は『66』をマークしてトップ10浮上(撮影:鈴木祥)

<TOTOジャパンクラシック 2日目◇3日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6598ヤード・パー72>

太平洋クラブ 美野里コースで行われている今年の「TOTOジャパンクラシック」は、各選手がスコアを伸ばすハイレベルな戦いに。前週の「樋口久子 三菱電機レディス」でプレーオフで敗れ、惜しくもツアー初優勝を逃がした仁井優花が、6バーディ・ボギーなしの「66」をマークし、21位タイから一気に7位タイまで浮上してきた。

メルセデス・ランキング上位者のみが出場できる日本開催の米国女子ツアーに、今年初めて出場を果たした仁井。「どんな雰囲気か分からなかったけど、楽しみだなと試合前は思っていました。今もすごい楽しくラウンドできてます」と、初めての舞台でもいつも通りにラウンドできている様子。

今日のラウンドは「1.5メートルくらいのパットを3回外したので、完璧ではなかった」と、内容には満足していない。「パターの状態がよくない」と言いながらも「ショットがよくて、安定して回れています」と、他の面できっちりとカバーしてボギーフリーのラウンドにつなげた。

「昨日前半4アンダーだったんですけど、後半ボギーが先行してあまり伸ばせませんでした。今日も前半4アンダーで、気負わずにというか、気楽にやろう」と、メンタル的な余裕を持ったこともプラスに働いている。

好位置で決勝ラウンド進出となれば、やはり目指すは“初優勝”かと思いきや、「順位やスコアを気にすると、スイングのリズムが悪くなったりとかあるので、あまり気にせず、自分のリズムだけを考えてノーボギーを目指したいです」と目標は控えめ。自分のベストを尽くして、好結果につなげたい。

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