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前週アマV! 杉浦悠太のプロデビュー戦は賞金ランク1位の中島啓太、河本力とティオフ 賞金シードが決まる最後の戦い

気になる賞金王争いの行方は?(撮影:米山聡明)

<カシオワールドオープン 事前情報◇21日◇Kochi黒潮カントリー クラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72>

今週の国内男子ツアーは賞金シードが決まる最後の戦い、「カシオワールドオープン」が23日(木)から開催される。その開幕に先立ち、予選ラウンドの組み合わせが発表された。前週の「ダンロップフェニックス」でツアー史上7人目のアマチュアVを達成した杉浦悠太は、今大会がプロデビュー戦。初日は賞金レースでトップを走る中島啓太、飛ばし屋の河本力との組み合わせで、10番ホールから午前8時45分にティオフを迎える。

賞金ランキング65位までのシード権争いは、同19位のジェイブ・クルーガー(南アフリカ)と、同33位のコー・グンテク(韓国)が出場義務試合数不足により除外され、実質は同67位までが“圏内”。現在68位の片山晋呉は今大会に出場せず、シニアツアー最終戦「いわさき白露シニア」を選んだため、賞金シードは“25季連続”で途絶える。

そのほか、シード当落線上には63位の池田勇太、初賞金シードがかかる64位の小浦和也と65位の生源寺龍憲、66位のハン・リー(米国)、QTランキング1位で今季を戦ってきた67位の篠優希、ツアー優勝経験のある69位の小鯛竜也と70位の近藤智弘、初シードを目指す71位の安森一貴、10度賞金シードを獲得してきた72位の貞方章男らがいる。

また、次週のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を残して、賞金王争いが決着する可能性もある。中島は前週の2位で獲得賞金を1億6288万6179円として、2位につける金谷拓実との差を約4034万円に広げている。ゴルフ日本シリーズJTカップの優勝賞金は4000万円となっており、今大会で金谷が中島との差をつめることができなければ、その時点で賞金王の可能性を失う。
 
その金谷は、2週前の「三井住友VISA太平洋マスターズ」を制した今平周吾と池田との組み合わせで、初日は10番から午前8時55分スタートする。また、カシオ所属でホストプロとして今大会を戦う石川遼は、日本オープン覇者の岩﨑亜久竜、逆転賞金王の可能性を残す蟬川泰果と予選ラウンドを戦う。

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