• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 怪我のため棄権した堀奈津佳、オフでは天真爛漫な妹・琴音に圧倒されつつも「尊敬できる存在」

怪我のため棄権した堀奈津佳、オフでは天真爛漫な妹・琴音に圧倒されつつも「尊敬できる存在」

怪我を治し、前に進むと力強く語る堀奈津佳(撮影:鈴木 祥)

堀奈津佳が自身のインスタグラムを更新。「先日開催されたSkyレディースABC杯では怪我の状態を考えて棄権しました」と報告した。

続けて「推薦を頂き出場させていただいたにもかかわらず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と関係者に謝罪。そして「また試合に出れた時にはいいゴルフができるよう準備していきます」と、次回の参戦に向けて治療と練習を重ねていくことを記した。

このように大会を棄権せざるを得なかった苦しい胸の内を綴った堀だが、投稿で公開されたのは朗らかに笑う妹の琴音と一緒の写真だった。これは「SNSに載せる写真が全くないと妹に相談したところ勧めてくれた2枚です」とのこと。しかも「KOTONEの文字がはっきり見えるように載せてねと言われました」と、姉妹のやり取りまで明かした。

なるほど1枚目の写真で琴音は、丸いものにローマ字で大きく「KOTONE」と書かれたものをカメラに向けている。また2枚目の写真では長い筒状のものを手にして、やはり満面の笑顔を見せている。

「相談した手前、文句は言えませんでした」と、2枚の写真はそのまま公開したのだが、「写真の中でも主張してくる図々しさと、それを恥ずかしいとは思わず全力で披露しようとする妹を眺めながら、同じ血が流れているという現実を受け止めるのに精一杯でした」と、天真爛漫にふるまう琴音を見て、いささか驚かされたことを告白。

しかし「良い時も悪い時も、腐らず日々を積み重ねている姿は本当に尊敬できるし刺激を受けています」と、そんな妹を誇らしく大切に思う気持ちも吐露していた。

この投稿には「怪我は大丈夫?頑張ってね!」「しっかり治して復帰してください。待ってます」と怪我を心配するコメントや、「いい姉妹ですね」「2人とも調子が上向きますように」「妹と一緒に最終日、最終組が来る日が楽しみ」と、堀姉妹に向けたコメントが寄せられていた。

2011年にプロテストに合格した堀は、12年にはステップ・アップ・ツアーで2勝、13年にはレギュラーツアーで2勝を挙げるという順調な滑り出し。しかし、それ以来、優勝からは遠ざかっている。今年も両ツアーに出場しているが、なかなか予選通過、上位進出を果たせていない。ここは焦らず、まずは怪我を治し、万全の状態で再びトーナメントに臨みたい。堀は「私も前向きに取り組みます!!」と力強く投稿を締めくくった。

関連記事